とらねこ紫苑の物語 第三章 日常 1
犬もそうでしょうけど、家族の順番を良くみているなと思います。
猫はあまえて クルルルルル~ と言うような声を出すことがありますが、これは息子にしか言いません。
息子に対して、張り合っている感じも見受けられます。
息子が長男、紫苑が次男、たぶん兄弟くらいに思っているのでしょう。
紫苑の人生で今まで二度息子はそれぞれ1年間他で暮らしたことがあります。
最初は大学の学部1年の時だけ取手校地でしたので、通えず駅のそばにアパートを借りて暮らしました。
二度目は大学院の博士課程の時に1年オーストラリアに留学した時です。
いなくなるとしばらくは玄関マットの上に座ってドアの方を向いて帰りを待っていましたが、そのうちいなくなったんだと思うのか、待たなくなりました。
それでも帰ってくるとちゃんと憶えているのですね、すぐ前の生活に戻りました。
母は紫苑のご飯の面倒を見ているので、保護者だと思っているようです。
母のベッドの上で昼寝をするのがお気に入りで、きっと安心できるのでしょう。
初めのうちは抱っこされていたのですが、降りるとき決まって噛み付いて降りるので母は抱かなくなりました。紫苑は遊びのつもりなのでしょうけど、皮膚が薄いので今でもそうですが噛まれて良く血を出します。
私に対しては・・・・・・。
・・・・・・・・・・ つづく ・・・・・・・・・・
今日のなぞかけお題 「 金メダル 」
8時間の時差があると、生活のリズムが狂いますね。
日本にいて時差ぼけのようです。
( 漠然と思ったこと )
時差で思ったのですが、昔は情報がそんなに世界中瞬時に飛び回らなかったので感じなかったと思うのですけど、世界中の人と今の時間を共有しているのではなくて、自分が起きている時半分の人は寝ているし、こちらが明るい時暗かったり、夏のとき、冬だったりもしているのですよね。
本を読んでも想像する事はみんな違っているし、まあ、この世は生きている人の数だけあるな~と漠然と思いました。
母が転倒してまだ本調子ではないので、洗濯物を干すのも私の役割になっています。
洗濯干しはかがんだり伸び上がったりで良い運動になると思うので、なるべくやったほうが健康の為にもなると思っていますが、歳なのでなかなか難しいようです。
私の場合は洗面所でハンガーと沢山ピンチのついた洗濯を干すグッズ(あれ、何と言うのでしょう)に一気にとめて母の部屋の前の物干しに出しますので時間にするとかなり母よりは短時間で終わらせることができます。」
それでもシャワーではなくて浴槽にも入ることが出来るようになったようで、だんだん快方に向っているようです。
エアコンにはなるべく頼らないようにしているのですが、昨日も私の部屋は35度超え。
今日は忙しいので体力を温存するため、午後はエアコンをつけて寝転がりラジオを聴いたり、本を読んだりしました。
これも贅沢な休日の過ごし方だなと思いました。