ブログ、少々サボりすぎました・・・。
今更のような気もするのですが、今読んでいる2冊・・・「家相」の本。
写真の白い本は、「家相学」が基本から理路整然と書かれていて分り易く、
赤い本は、アウトローな感じですが、その裏付けは納得のいく内容。
はっきり言って、両極端の2冊です。
これまで、家相や風水には拘らない・気にしないと言う、建て主さんばかりでしたので、
私もあまり気にするなく、使い勝手重視で設計をしてきましたが、
「鬼門」を気にされる方と出逢い、熟読中なのであります。
鬼門の他にも配慮しなければいけない方位があり、周到にしようとすれば、
一筋縄ではいかないと言うのが、正直なところです。
でも、基本を把握すると、優先順位がしっかり整理出来て、
プランの進め方もスッキリな感じになりました。
ネットでも指南が公開されているし、流派や考え方は様々あるようだし、
拘るとエンドレスになりそうでありますが、大切なのは『快適なすまい』である事。
アバウトと言われるかもしれませんが、「中庸」の発見が要だと思います。
@ふると
ふるとちかこ建築設計室 http://www.furutochikako-archi.jp/
「表鬼門」の北東は薄暗くて寒い、「裏鬼門」の南西は暑すぎるとか。
購入した二冊のほかにも、図書館で借りてさらっと眺めてみましたが、
びっくりするほど細かい事が書いてある本もあって、
家が建たなくなりそう・・・って、思っちゃいました~(*´д`*)
その点において、この二冊は簡潔な気がします。
で、読んでみると面白い部分もあったりします。
本音を言うと、快適に過ごせる事が何よりだと思います。
でも、気にする方にとっては、そのポイントのひとつが「家相」なのですよね。
鬼門はね、結構エリアが広いんです。
NGとされるのは水だけでなく、火もアウト!
玄関、階段、そして神仏と、重きを置かなければならない部分も多々あるし、
更に、鬼門のほかにもアレコレ方位はあって、なかなか手ごわいです。
否定をするつもりはありませんが、現代にそぐわない部分もあるような気がします。
高気密・高断熱なんて、家相や風水の思想からするとアウトだし~!
家は大きな買い物だから、家相に拘るのもわかります[E:house]
元々は陰と陽の境目で不安定な方位はとされていたことから始まったような・・・。
風水だと、ラッキーアイテムを置いたり、掃除や整理整頓で運気をあげられるようですが、
家相は基本的にはおうちを建てる時に注意する事が色々あるようです。
とは言え、家相の考え方が始まった頃とは暮らし方も建物の造りも違うので、
全てを当てはめる事は難しいですし、ジャンルとしては『占い』、『思想』に分けられるようですので、程ほどにするのがよいと思われます。