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女性建築士・ふるとちかこの徒然なるままに

加地邸

2019-07-07 17:55:51 | 建物

スマホを頼りに、小道を辿る。

途中に案内がなく、またしても不安になる。

帰り道には気が付くのですが、

大きな通りからなら、そんなことはなかったようです。笑

そんなこんなの不安な道をちょっとご紹介。笑

そうこうしていたら、ようやく加地邸が見えてくる。


開催されていたのは、「加地邸と動く彫刻・伊藤隆道展」

7月15日までの週末限定で、公開されていて、

偶々27日の出張とスケジュールがビンゴ。

こちらの建物は普段は公開されていないのです。

実は昨年、見学ツアーを見つけて、申し込んでいたのだけど、

直前に中止になると言う憂き目にあっていたので、

ようやくの感慨が大きい事、一入。

さて、伊藤氏の作品は、どこかで見たことがあるような、

でも、この建物とのバランスってどうなのとか、色々思う。

申し訳ないのだけど、建物を見入ってしまいました。

 

加地邸は、建築家・遠藤新氏が設計した別荘で、

昭和3年に建てられたそうです。

回遊性のある平面計画、地形を生かしたアプローチ。

周辺の環境に溶け込んでいる、外観は、

大谷石や銅板と言う素材だけでなく、

おそらくはボリュームを感じさせない工夫がされているだろうと思う。

外からは想像できない部屋数があって、広い。

内部の照明器具にも、造作にも、いちいち…。


近く修繕工事に入るそう。

完成後もまた!

@ふると



 

 


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