Full-Tone

女性建築士・ふるとちかこの徒然なるままに

亀半

2018-06-22 21:09:24 | 建物

先週、盛岡で見学させていただきました建物の記録。

2つ目は肴町にある、老舗呉服店の亀半。

こちらでは、建物だけでなく、御商売柄の福助やひな人形。

年代物のお着物、色んなものを拝見させて頂きました。

そうした中でも惹かれたのは、もちろん建物、中でも蔵。

鉄扉の折戸、戸前の階段に人研ぎ、斬新な感じ。

蔵にしては梁の間隔が広く、「あれ?、あれ?」と思っていたら、

なんと、鉄筋コンクリート造だそう。

おそらく土蔵と違って、断熱性や調湿が無く、結露したのでしょう。

湿気対策だと言うコルクが、壁に張られていました。

土蔵造りしか見たことが無かったので、正直、違和感を覚えたのであります。

創建は昭和初期と言う事で、

もしかすると、関東大震災を受けての構造だったのかも・・・、と。

確かに、相当しっかりと造られているようで、震災の爪痕は見当たらず。

内部は1階しか拝見せず、気づかなかったのだけど、

外へ出てみると、なんと、三階建て!

調査したくなる衝動・・・、疼くわ~!

@ふると






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2 コメント

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Unknown (ゆうきママ)
2018-06-28 09:05:38
内部の方がおしゃれですね。
特にライトのカバー。
夜、見てみたいですね。
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Unknown (fulltone)
2018-08-12 13:58:44
ゆうきママさん、
コメント頂いていたのに、今頃気が付きました。
ごめんね。
そうなの、こちらは内部の細工がステキでした。
この手のランプシェードは、昭和の初めごろに流行ったのではないかと思います。
都内の近代建築でも、目を引いたのを覚えています。
返信する

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