先週、盛岡で見学させていただきました建物の記録。
2つ目は肴町にある、老舗呉服店の亀半。
こちらでは、建物だけでなく、御商売柄の福助やひな人形。
年代物のお着物、色んなものを拝見させて頂きました。
そうした中でも惹かれたのは、もちろん建物、中でも蔵。
鉄扉の折戸、戸前の階段に人研ぎ、斬新な感じ。
蔵にしては梁の間隔が広く、「あれ?、あれ?」と思っていたら、
なんと、鉄筋コンクリート造だそう。
おそらく土蔵と違って、断熱性や調湿が無く、結露したのでしょう。
湿気対策だと言うコルクが、壁に張られていました。
土蔵造りしか見たことが無かったので、正直、違和感を覚えたのであります。
創建は昭和初期と言う事で、
もしかすると、関東大震災を受けての構造だったのかも・・・、と。
確かに、相当しっかりと造られているようで、震災の爪痕は見当たらず。
内部は1階しか拝見せず、気づかなかったのだけど、
外へ出てみると、なんと、三階建て!
調査したくなる衝動・・・、疼くわ~!
@ふると
コメント頂いていたのに、今頃気が付きました。
ごめんね。
そうなの、こちらは内部の細工がステキでした。
この手のランプシェードは、昭和の初めごろに流行ったのではないかと思います。
都内の近代建築でも、目を引いたのを覚えています。
特にライトのカバー。
夜、見てみたいですね。