トーク・アバウト・アメリカン

トークアバウトボーラ→300C→アメリカン。最近はアメリカからだいぶ外れてきています(笑)

グラン・トリノ

2009-09-03 23:54:00 | ミュージック
映画「グラン・トリノ」・・いよいよ今月DVD発売のようで。

(DVD)グラン・トリノ (グラントリノ)
日本の専門家の間では辛口評価のようでしたが、私は良かったと思いますし(4月に観にいった時は観客6人でした(笑))、山下達郎&駐烽ワりや夫妻も今年一押し映画ということで、エンディング曲 ジェイミー・カラムの「グラン・トリノ」(Jamie Cullum Gran Torino)が8月23日放送の山下達郎、サンデーソングブックでも流れてました。
ジェイミー・カラムは、イングランド出身のジャズ系シンガーソングライターでまだ20代ですが、いい声しています。しかし・・残念ながらCD未発売だそうです。(配信オンリー)
ですので、downYouTubeから(携帯からの方、2日続けてごめんなさい)
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♪穏やかで優しいそよ風が吹いている。
私の愛車グラン・トリノを吹き抜ける風のささやき声。
はやらない歌を、口笛で吹く。

エンジン・サウンドと苦い夢。
そんな時は、俺の心はグラン・トリノだけ。
一晩中、孤独なリズムを鼓動させている。

今までの失敗は、これからの人生にとってはささいな事。これからの未来が大事だ、と。べたな歌ですが、映画同様イーストウッドからのメッセージを受け取りました。
(8月は地上波TVで「硫黄島からの手紙」も見ましたし(笑))

クリント・イーストウッドは、この作品を最後に俳優業から引退しました。
1971年に「ダーティ・ハリー」で大ブレイクしたイーストウッド。
「朝鮮戦争の帰還兵でフォードを長年勤めあげた老人コワルスキーは、妻に先立たれ息子たちにも邪魔者扱いされつつ、日本車が台頭し東洋人の町となったデトロイトの通りで隠居暮らしを続けていた・・・。」こんな設定と主人公の愛車に自身がブレイクした年に活躍していた「1972年製グラン・トリノ」。彼のラスト出演作にふさわしいような気がします。

いや、うん、マッスルカーは時代の徒花なのはわかっています。
でもやはり今は、家に帰ってV8HEMIサウンドを聴きたい気分(笑)