少年期
18歳でデビューして歌手になった、これは20代前半かな?
清潔で素直な正統派青年と言う感じです。
高校卒業して、心配するお母さん、同級生、高校の先生を説得して、歌手に
なるために単身上京します。
トレーナーにラジカセと小さなバックひとつで。
その後、出す曲出す曲ヒットして、そのヒット曲はきらぼしのごとく、オリコン
10位内に入った曲が38曲もある。この記録19年間破られなかった。
ちなみに、この後に郷ひろみ・西条秀樹・沢田研二と続く。
「ベストテン」「夜のヒットスタジオ」の出場最多記録をもち、「ベストテン」では
最高視聴率を稼ぎ、アイドルと言う言葉は彼から始まったといっても良いでしょう。
青年期1
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デビュー10年目、ドラマ「教師びんびん物語」が大ヒットし、私は子育て最中
だったけど、子どもそっちのけで夢中で見ました。
いわずと知れた主題歌「抱きしめてTonaight」も大ヒット、28歳ころ。
この磨かれたダンスと歌、品格、色気。当時はこれ、当たり前と思ってみていた
けど今見るとなんと美しい場面なんだと思います。
彼の発する言葉に「スタンダードになりたい」と言うのがありますが、永遠に変わ
らぬ美、いつの時代にも通用する美、まさにタキシードが似合う男「田原俊彦」です。
デビュー当時、歌が下手・・・と決まり文句のように言われましたが、それで黙る
人では有りません。ミュージカルの舞台にも立ち歌は猛特訓したはずです。
ミュージカルで競演したある女優さんが言っています。
難しい課題を出され、出演者一同頭をかかえていたところ、彼は一切メモもとらず、
翌日完全に歌をマスターし、誰よりも早く難しい音を正確に捕らえたのは彼だ
ったと。
これだけ踊ってまったく息切れなく歌える実力は相当なものです。
彼は口パクは絶対ありえません。常に全力投球です。
青年期2
これは彼が主演のテレビドラマ「逃亡者」(共演:和久井映美)の主題歌です。
この曲はあまり知られていないのですが名曲中の名曲、この表情に参ってし
まう女性は多いと思います。
この映像何十回、いえ何百回見たか知れません。
デビューのころから、田原俊彦の曲は、クラシック畑の宮下智さんや阿久悠さん
や筒見京平さん、ユーミンさんらが作られていて名曲が多いのです。
この1年で、あまり知られていない名曲を沢山みつけました。
すべてはipadとyoutubeのおかげ。今後少しづつ紹介します。
私のipadは俊ちゃん専用ミュージックボックスと化しています。
現在
デビュー30周年、50歳になりました。
どうです。さらに磨きぬかれ洗練され、年を重ねたこの風格、若いときよりも
ぜんぜんやわらかく自然体で、50歳にしてこの甘い声、表情がきれいです。
衣装も清潔で素敵!
この曲はデビュー30周年を記念して、彼のこれまでの人生を歌にしたもので
冒頭に書いた上京した時の姿「小さなバッグに詰め込んだ夢は、ぼろぼろに
なったけど、離さないでこれたよ・・・・」と言う歌詞があり胸を打ちます。
売れなくなっても彼を心から応援してきた根強いファンに対しての感謝の気持
ちを歌っています。
歌う時の衣装は基本スーツかジャケットスタイルなんです。
演歌歌手ならいざ知らず、J-popでスーツにネクタイなんて人あまり居ません。
若いころから服のセンスがすばらしく、人前に出る時はきちんとした清潔な服装
をしなければいけないという昔の芸人さん風情のところがあります。
目上の人に会うときも礼儀としてそうしなければならないと思ってるみたいです。
若いころのパキパキしたかわいい歌声からここまで30年間歌い踊り続け、日々
芸を磨き精進し、これまでにはいろんなことがあり、努力が報われず、大きな事
務所をやめた為、テレビに出られなくなると言う事態になり、絶頂時に突然お茶
の間から消えてしまいました。
それでもめげることなく、自分の道を歩き続けてきました。
地味でも評価されなくても自分の好きな道を一歩一歩歩き続けることの大切さを教わりました。
いろいろ書きましたが、彼の一番好きなところはといわれれば「実直な清潔感と強さ」かな。
「ビッグ発言事件」の真相も次回書きたいと思いますが、テレビでその真意が伝わればいいのに・・・・・と思います。
10月21日夜7:00TBSテレビ「爆報 THE フライデー!」にレギュラー出演します。
14年ぶりのレギュラー出演だそうです。ぜひ見てくださいね。
長文苦手なのに、俊ちゃんのことだと書けたぞ!