☆史上最強の法則-海外支局☆

☆The Unrivaled Principle in History☆

特別な一週間

2008-02-16 19:21:12 | 競馬
きさらぎ賞の出馬表を見てみたら、なんと!15頭のうち10頭がSS系!

そんなSS系だらけの今年のきさらぎ賞だが・・・・・


近2年こそ父方、母父方両方で勝ち馬を出しているものの、思った程の傾向は出ていない。また、SSと同族のロベルト系も以前は活躍していたが、ここ最近はサッパリで、近2年では3着に甘んじている。一方、目につくのは2着の母父ノーザン系

<母父ノーザン系>
1チョウサンデイ・9マッキーバッハ・14ダイシンプラン・15レインボーペガサス

中でも目立つのがリファール系とヌレイエフ系だが、今年は該当馬がいないので、昨年2着の父ダンチヒ系チーフベアハートに注目し、15レインボーペガサス(母父ダンチヒ系デインヒル)

また、05年の2着の父ディアブロに目を留めれば、同系統のタイキシャトルを父に持つ14ダイシンプラン(母父ヴァイスリージェント系デヒア)

一捻りするのならSS×リファール配合のバブルガムフェローの仔7アグネススターチという手も考えたが、「競馬ラボ」の「血統戦略研究班・班長サカマキ」のデータベースによると、京都芝1800mにおけるバブルガムフェロー産駒の成績は【0-0-2-14/16】(データ集計期間:05年2月6日~08年1月26日)とあるので、とてもじゃないが手を出せない。

ならば、【11-4-8-83】で、勝数ベスト5中2位(1位はSSで21勝)で、勝率10.4%、連対率14.2%、複勝率29.6%の実績があるダンスインザダークを父に持つ9マッキーバッハの方とも思ったが、その単勝回収値は47円!複勝回収率40円!とまあ、なんとも効率が悪いというか、これぞ正に「お金をドブに捨てている」に等しい。損する事が分かっていて手を出すアホはいない。

と、そんなにひねくれずに素直に考えれば、昨年ワン・ツーフィニッシュを決めると同時に2年連続2着の流れに乗って、父ノーザン系の2ブラックシェルあるいは11レッツゴーキリシマから入ってもよい。特にブラックシェルの母父はこのレースとは相性の良いGS系トニービン・ラインのウイニングチケットなので、傾向からはこの馬が一番しっくりとくる。


そして、このレースに相性の良いGS系に注目するならば、ブラックシェル以外にも見落としてはいけない馬がもう一頭いる。その馬の父スペシャルウィーク産駒の成績は、【8-2-2-30/42】と、勝ち鞍こそベスト5中4位だが、勝率19.0%、連対率23.8%、複勝率28.6%の好成績。Sウィーク産駒が勝つのは5Rに1回、2着以内なら4Rに1回、3着以内なら3Rに1回の割合で来るということだ。つまり、3Rに1回は馬券対象となるのである。

そんな美味しい、美味しい「お宝馬」の名は・・・・・・




④メジロガストン!!!



更に嬉しいことにその回収率は、単勝回収率387円、複勝回収率110円

ということは!

黙ってSウィーク産駒の単・複を買い続けていれば、自動的に儲かるのだ。

これこそ正にタダ貰いっ!!!である。



そんな「タダ貰い!」なメジロガストンは、これまた嬉しいことに全く人気がないので・・・・・・

☆タダ貰い馬券☆
④メジロガストンの単勝・複勝

これで充分な利益が出る。
お金が落ちているのは府中だけではない。京都にもお金が落ちているのだ!

そんなスペシャルウィークと「班長サカマキ」のおかげで、来週はなんともスペシャルにリッチな一週間を迎えることができそうだ。




せっかくだから、ここは一つ爪を伸ばして、馬連、馬単、三連単も買っておこう。

相手本線はもちろんGS系を母に持つ2ブラックシェルを取るのだが、母父GS系以外にも勝負を後押しするのが↓
<京都芝1800m連対率ベスト5中第1位フレンチデピュティの成績>
【3-4-4-9/20】
勝率15%・連対率35%・複勝率55%

単勝回収値92円・複勝回収値116円


勝ち味に遅い感はあるが、2着以内なら3Rに1回、3着以内なら2Rの1回の割合で馬券になるのである。ブラックSの父はクロフネであり、その父はフレンチデピュティ。おじいちゃんが走ってるのに、息子や孫が走らない道理はどこにもない。

また、母父ダンチヒ系で注目した15レインボーペガサスの父アグネスタキオンの成績は↓↓
【8-8-3-37/56】
勝率14.3%、連対率28.6%、複勝率33.9%

単勝回収率96円、複勝回収率61円
と、回収値は不満だが勝数3位、連対率2位には敬意を表さねばなるまい。

本線勝負はここまで。
あとは前出の馬たちを上手く絡めて馬券を組み立てよう。そうそう、3連単の3着候補に2年連続3着のロベルト系の6ジェントルホーク・12スマイルジャックを付け足しておく。



みなさま、くれぐれもスリには注意してください。
みなさまのご安全をお祈りします



★SPECIAL THANKS TO 班長サカマキ★「競馬ラボ~血統戦略研究班」はこちら!




=おしまい=


長距離血統の法則14~勝利の方程式

2008-02-16 01:37:40 | 長距離血統の法則
とかく難解だと思われがちな「ハンデ戦」だが、俗に言われる「1kg=1馬身」の等式を使えば、あら!不思議!どんな難解な「ハンデ戦」であろうとチョチョイのチョイ!

今回は、その等式を使ってダイヤモンドSという「7次方程式」を解いていこうと思う。

まずは、「下敷き」となるレースを用意します。
万葉S(08年)
迎春S(08年)
美浦特別(07年)
許波多特別(07年)
ステイヤーズS(07年)
日経新春杯(08年)
AJCC(08年)
以上の7レース分のレース結果と着差を順番に解いていきさえすれば良いだけ。

■万葉S結果↓


1.3着アドマイヤモナークと6着マンハッタンスカイの斤量差=56kg-52kg=4kg

2.着差=クビ+クビ+1/2≒1馬身

3.ここで例の等式を利用して4kgの所に4馬身を代入し、斤量差を着差で表す。=4馬身

4.スカイはモナークから4kg貰いで1馬身差負け。もし、同じ斤量で出走していたら、1馬身+4馬身=5馬身の差がついていたことになる。これを仮に「実力差」と呼ぶ。

5.で、今回の斤量差はモナーク57.5kg-スカイが53kg=4.5kg=4.5馬身差。

6.が、実力差は5馬身あるので、スカイが4.5馬身分有利なハンデを貰っても、5馬身-4.5馬身=0.5馬身と、残念ながらモナークには半馬身ほど届かないことになる。

7.一見、前走の日経新春杯で3着と好走したにもかかわらず、今回もまた50kgの「超恵量」だといって飛びつきたくなりそうなテイエムプリキュアについても同様に計算していくと、これまた残念ながらモナークからは約3馬身離れてゴールするのである。

<解答>
アドマイヤモナーク>1/2馬身マンハッタンスカイ>3馬身テイエムプリキュア



で、次にマンハッタンスカイを「モノサシ」にして、迎春Sを解いてみる。


■迎春S結果↓


1.コンラッドとスカイの斤量1kg差で、クビ+3/4=約1馬身。

2.「1kg=1馬身」を代入するとコンラッドとの実力差は約2馬身差。

3.今回の斤量差はスカイの2kg貰いなので、2馬身-2馬身=着差ナシ。

4.コンラッドとイカロスの斤量差1kg差でクビ差なので、計算すると1馬身+クビ差。

5.今回の斤量差はイカロスの2kg貰いなので、(1馬身+クビ差)-2馬身=約3/4馬身差。

<解答>
エフティイカロス>3/4馬身差コンラッド≒マンハッタンスカイ



とまあ、こうやって「モノサシ馬」を決めて、残りの5レースについても計算していけば、ダイヤモンドSの「7次方程式」も、いとも簡単に解けるって寸法だ。

ということで、あとはご自分で計算してみてください・・・と言うのも不親切なので、我がスーパーコンピューターが弾き出した解答を公開します。しかも着順だけではなく、なんと!着差まで弾き出せちゃいました!

■ダイヤモンドSの解答↓


なるほど、まず1番人気は間違いなかろうアドマイヤモナークは追い込み届かず4着というのが目に浮かぶし、穴人気になりそうな、AJCCで3着のブラックアルタイルと菊花賞4着の実績があり、ボンバイエさんが調教抜群!と一押ししているエーシンダードマンは掲示板すら載らない。

どうやらリュックは二つじゃなくて、三つほど用意しておいた方が良さそうだ。

但し!これはあくまでも机上の計算の上での話!

そして、下敷きレースがないので計算対象には入れていないミストラルクルーズの存在をお忘れなく。この馬が勝ったりして?ヤネは長距離戦巧者のノリだけに一発ありそうだなあ。


=おしまい=