☆史上最強の法則-海外支局☆

☆The Unrivaled Principle in History☆

撒き餌2

2008-02-26 23:17:54 | 競馬

冬はつとめて。
雪の降りたるは言ふべきにもあらず、霜のいと白きも、またさらでも、
いと寒きに、火など急ぎおこして、炭持て渡るも、いとつきづきし、
昼になりて、ぬるくゆるびもていけば、火桶の火も白き灰がちになりて わろし。 by 清少納言


 と、書いていると、清少納言は実は時代を先取りしていたのではないか?と、ふと思った。

 なぜなら、最後の「わろし」が、ネットでよく使われている「ワロスw」に似ているなあと。ただ、それだけの話。

 でも、あながち大きくは外れてはいないのでは?と思う。何せ、この「枕草子」は日本初の随筆集ってことなので、要は現代で言うならば「ブログ」のようなもので、鳥や花や猫や嫌いなものについて、それこそ思いつくままに書いてるので、まさに「平安版ブログ」ってな感じだ。やるなあ、清少納言。

<スーパー意訳 by carol2000>

冬は早朝が一番素晴らしい。(ましてや、1レースから勝負レースがあると思うと尚更だ。)

雪が降っている時は言うまでもないが、とても趣があり、(でも、開催中止になったらやることなくなるなあと、ちょっと不安にはなるけれど、)霜が真っ白に降りているのも、また何ともいえない風情がある。(でも、霜が降りたらダートは中止だなと思うと、ますますガッカリしてしまう。)

また、そうでなくても、寒い時に火を急いでおこして、炭をもって廊下などを足早に歩いて行くのも(小銭を持って窓口に走るのも)冬(の競馬場)にピッタリの光景だ。

でも、お昼になり、だんだん暖かくなってきて雪が解け出してくる頃には、(泥んこ馬場になって、何が来るのかワケが分からなくなり、お金もだんだんと溶けていって、)火鉢の炭も白い灰ばかりになって、あ~汚くて、みっともない。(馬券が紙くずになって、燃やすと灰のようになるので、あ~ワロスw)


ということで、春競馬の撒き餌第二弾!



これまた、昨日の阪急杯に引き続き撒き餌には、なりそうにないなあ。

全く以って、いとをかしくない!

=おしまい=



撒き餌1

2008-02-26 02:37:55 | 競馬
春はあけぼの。
やうやうしろくなりゆく 山ぎは、
少しあかりて、紫だちたる雲の細くたなびきたる。―by 清少納言


春は、夜明け前が心地良い。
だんだんと白じんでいく山の稜線が、少しずつ明るくなって、紫色の雲がすーっと細くたなびいてるのを見ると、なんとも清々しい気持ちになるのが良い。
(スーパー意訳 by carol2000)

そんな清々しい春の夜明けは、私の馬券には訪れるのだろうか。2005年ハーツクライの有馬記念以来、丸二年二ヶ月間、いっこも当っていない。このままでは、春が来るどころか、氷河期に突入しそうな勢いである。

が、「盆が変われば流れも変わる」―byとある業界の常識で、開催変わればツキも変わるのもまた真理である。

とはいうものの、「初コマは下すな!」(賭場では、決して先頭を切ってコマ(お金)を張ってはいけない。との戒めの言葉。その理由は・・・・・ここでは書けません。あしからず。)の名言に習い、ここは、逸る気持ちを抑えて、今週はジックリと盆を見極めよう。なんせ「春競馬」は6月まであるのだから。

そう、「開幕週は撒き餌くらいで丁度いい」(by 清水成駿)のである。

ということで、今週の撒き餌第一弾!



06年から距離が1400mになったうえに、阪神は06年暮れにリニューアルされてるから、実質過去1年の傾向しかない。・・・・って去年だけでは傾向とは言わない。

う~ん・・・・・これは、撒き餌になりそうにないなあ。


=おしまい=