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秋華賞の法則

2012-10-09 00:00:00 | 牝馬の法則
■血統傾向■

創設となった96年以降の過去16年。
なかなか父SS系が勝てなかったG1の一つ。初めて馬券になったのは01年2着ローズバドで、初勝利は史上2頭目の牝馬3冠を達成したスティルインラブの03年と、8年目にしてようやく初勝利をあげた。
以降、父SS系は【4-8-2】で、現在6年連続2着を継続中と、なかなか勝ち切れないケースが多い。
SS系の中で複数回馬券になっているのは、アグネスタキオン【1-1-0】とダンスインザダーク【0-2-0】の2頭のみ。
ちなみに、03年を起点に父SS系⇒父にも母父にもSS系を持たない馬が隔年で勝っていて、昨年はその傾向が途切れたかが、母父SS系が1着になった。順番からいけば、今年は父にも母父にもSSの血を持たない馬の番?

秋華賞ではSS系が中心なのは揺るがせないが、それ以外でも狙える血統が結構ある。
グレイソブリン系【2-3-4】
96年1着ファビュラスラフィン(母父カルドゥン)
00年3着トーワトレジャー(父トニービン)
01年3着レヒパステル(父トニービン)
02年2着サクラヴィクトリア(父トニービン)
02年3着シリアスバイオ(父タマモクロス)
03年2着アドマイヤグルーヴ(母父トニービン)
09年2着ブロードストリート(母父コジーン)
10年3着アプリコットフィズ(父ジャングルポケット)
11年1着アヴェンチュラ(父ジャングルポケット)

ノーザンテースト系【4-1-3】
97年1着メジロドーベル(父メジロライアン)
97年3着エイシンカチータ(母父ノーザンテースト)
98年2着ナリタルナパーク(母父ノーザンテースト)
98年3着エアデジャヴー(父ノーザンテースト)
99年1着ブゼンキャンドル(母父アスワン)
05年1着エアメサイア(母父ノーザンテースト)
05年3着ニシノナースコール(母父ノーザンテースト)
07年1着ダイワスカーレット(母父ノーザンテースト)

リファール系【4-2-1】
96年2着エリモシック(父ダンシングブレーヴ)
96年3着ロゼカラー(母父リファール)
97年2着キョウエイマーチ(父ダンシングブレーヴ)
99年1着ブゼンキャンドル(父モガミ)
01年1着テイエムオーシャン(父ダンシングブレーヴ)
04年1着スイープトウショウ(母父ダンシングブレーヴ)
06年1着カワカミプリンセス(父キングヘイロー)

BT系【2-1-2】
98年1着ファレノプシス(父BT)
98年2着アンリタルナパーク(父BT)
00年1着ティコティコタック(母父BT)
05年3着ニシノナースコール(父BT)
07年3着ウオッカ(父タニノギムレット)

他にも、ここ4年で【1-1-2】のヴァイスリージェント系、ネヴァーベンド系の【1-2-3】、【1-1-2】のニジンスキー系なども狙い所。
ちなみに、圧倒的1番人気が予想されるジェンティルドンナであるが、父ディープインパクトはさておき、その母父ベルトリーニが属するダンチヒ系は、02年1着のファインモーションの父デインヒルの一回ぽっきりである。

★キャトルフィーユ…ディープインパクト×テハノラン
偶然番長厩舎の箱入り娘。なんとか賞金的にも出走できそう。
母父は、トニービンとは枝が異なるがグレイソブリン系。同じ枝からは上述の09年2着のブロードストリートの母父コジーンが出ている。
ジェンティルドンナの後ろに構えているようでは勝ち目はない。一発かますなら大逃げ。確たる逃げ馬が不在のここは、是が非でもハナを叩いて欲しいものだ。
ところでヤネは誰?

■コース傾向■

2R分のストックのみなので、特になし。複数回馬券になっているのは、母父ニジンスキー系。本番前にあと2鞍あるので、暫しお待ちを。