コキュートスの記憶

日々の出来事とか戦果(買い物)とか。
主にガンダムを中心にしています。

ガンダムエース2023.08 No.252

2023年07月28日 | ガンダムエース
〈月刊ガンダムエース2023年08月号〉


□機動戦士MOONガンダム
 episode 58(後編)

レイメルは、物語には、意図的に削除された冒頭の一節があるとし、
「昔、光族とアルツトは、ひとつだった。
彼らは、ムーン・ムーンに流れ着き、協力して、この緑なす楽園を築いた」
そして、楽園を担保して来たのが──、毒煙の木だと話します。
この危険な葉を高く買ってくれる者が「外」にはいる。
それが判っているから我らが祖父アルツトは、「外」で禁じられている
この木を生み出し、ムーン・ムーンの大地に植えた。
メディシンと呼ばれる「外」の者たちを仲介し、この葉を売り、
引き換えに必要な物資を手に入れる。そうすることで、ムーン・ムーンは、
不可侵の地として存続を許され、自治独立の権利も守られたと。
ただ、祖父は、このヒッピーの村を守りたくて、策を弄した訳ではないと。
宇宙世紀という新たな節目を迎えながら、旧態然とした人類に目覚めを促す
大いなる真理の光と一体になり、次なるステージへ人類を導くためと。

リュース少佐曰く、ドラッグでハイになったヒッピーらしい戯れ言だと。
ここで生産されるハイ・コカインが齎す精神的覚醒状態と宇宙という
新しい環境のコンボが地球では得られない知見を彼らに与えたとも。
後の初代アルツトの長になる男は、光族一党に反旗を翻し、
自らを王と称するようになり、その主義思潮は、まるでNT論だと。
この男は、医学生崩れのヒッピーで、あだ名がアルツト(お医者さん)。
で、長は、秘薬による教理を説き、結局は、集団自殺に至ります。
一部の狂信者は、高濃度のハイコカを水源に流したため、光族と対立。
光族は、アルツトを子捨ての森に追い払い、現在の領分になったと。

アルフォンソは、メディシンとの折衝は何とでもなるとし、
リナートに、レイメルを斬れと命じます。
レイメルは、話の途中だと、アルフォンソの言葉を遮ります。
ムーン・ムーンは、放射線対策が不十分なため、
生来の病を患った者が生まれ易く、彼らは、子捨ての森に捨てられ、
アルツトの民が彼らを育てて来たのだと、サラサに訴え掛けます。
さらに、スペースコロニーという人工物に住みながら、反機械主義を唱え、
己の良心を満足させる欺瞞に満ちた生活の矛盾の総てを押し付けて来たと。
レイメルは、光族を偽善者と呼び、古今ムーン・ムーンを支えて来たのは、
世界中に中毒者を出している麻薬なのだと断じます。

□機動戦士ガンダム ウェアヴォルフ
 case-02[The first Victim](後篇)

U.C.0087年10月──
《ヘカーテ》からロビンソン大尉が率いるペイルライダーDII小隊が出撃。
ガザCのナックルバスターに対し、クロコッタ少尉が接近戦を挑みますが、
死角からガルスJが現れ、クロコッタ少尉機を殴打し、頭部を破壊します。
アクシズ側は、地球侵攻の次世代機の試験も兼ねているようです。
ラセッド中尉は、命令を無視し、暗色のガンダムMk-IVで出撃します。
ガンダムMk-IVは、ロビンソン大尉機に迫るガルスJを砲撃で掣肘します。
さらに、次弾を発射し、1機のガザCの左腕部を破壊します。
ガンダムMk-IVは、ガルスJに組み付き、その頭部をもぎ取ります。
クロコッタ少尉は、機体から脱出し、無事に回収されます。

エンドラ級のクラート艦長は、得物の質を見誤ってたとし、後退を指示。
艦長は、Mk-IVを紺黒の魔狼──いや、むしろ人狼と呼ぶべきかとし、
次は、自らが狩場に赴く必要があるなと、一定の評価をします。

Mk-IVは、帰艦しますが、ラセッド中尉は、コクピットから出て来ず。
リュコス艦長は、念のため、格納庫に医療班を向かわせます。
整備士のマカミ軍曹が、機外からMk-IVのコクピットを解除すると、
血塗れの状態のラセッド中尉が、操縦席に座っていました。
《ヘカーテ》の乗組員は、直感的に理解します。
これは、不慮の事故でも、敵機の攻撃が引き起こしたものでもないと。
殺人。恐らくは史上初のMSのコクピット内で発生した『密室殺人』──。

□機動戦士ガンダム0083 REBELLION PLAYBACK
 第3回 MA-06 ヴァル・ヴァロ フルミッションモード

分類:宇宙用モビルアーマー
全長:不明
全幅:46.0m
全高:22.5m
本体重量:不明
全備重量:不明
主動力:熱核融合炉
ジェネレーター出力:26,030kW
スラスター総推力:不明
固定武装:
 大型メガ粒子砲×1(機首部)
 110mmバルカン砲×4(機首下部)
 対空ビーム・ガン×2(側部)
 大型クローアーム×2(側部)
 2連装ミサイルランチャー×2(後部)
 プラズマ・リーダー×3(後部?)
 拡散ビーム砲×8(後部)

ケリィがフォン・ブラウン市の最下層で改造していた機体で、
茨の園で更なる強化を受け、フルミッションモードになっている。

□機動戦士ガンダム ピューリッツァー ─アムロ・レイは極光の彼方へ─
 Report15「ベルトーチカ・イルマ(前編)」

キッカは、ア・バオア・クー戦でのアムロを導いたことを回想し、
死して尚語り掛けてくる人の意思をあり得ないと言い切れないとします。
一年戦争後、飼い殺しにされたアムロに想いを馳せていると、
カレン・ラッセルなる人物からメールが届き、彼に付いて知りたいなら、
南米ブラジル地区リオデジャネイロまで来られたしと書いてありました。

約2週間後、キッカは、南米リオデジャネイロ国際空港に到着し、
カレンことベルトーチカと合流し、ホテルに移動します。
ベルトーチカは、何故連絡をくれたかという問いに、半分は仕事だと。
カラバは、ハマーン戦争後、武装組織としての使命を負え、軍人なら
そのまま軍に戻ればいいが、民間出身の構成員は、身の振り方を考え、
彼女は、ジャーナリストに戻るか、政権に食い込み、公職に就くか。
カラバ時代の人脈も活かせる、フリーランスの情報屋になったと。
で、ハヤトの義娘がカイの弟子になり、アムロの後を追っている。
こんな面白そうな子と繋がりが持てるならと、先行投資をしたと。
キッカは、カイの弟子なんて買い被りすぎだと答えますが、
ベルトーチカは、ジャーナリストに取って情報源は大事なもので、
それをタダでくれるなら、期待されていることだと言います。
キッカは、仕事が半分なら、もう半分の理由は何ですか?と訊ねると、
知りたいのよ。一度は愛した人だもの。彼の行方を……と答えます。

□機動戦士ガンダム 水星の魔女 ヴァナディースハート
 第3話

新しい街に到着し、キユウは、写真を撮って来ると出掛けて行きます。
ヴィルダも遅れて合流し、バラックを借り、簡易的な診療所を開設します。
安価ながら丁寧な治療で、見る間に行列が出来ます。
が、ヴィルダは、栄養の偏りによる神経障害と病気の原因が判っていても、
貧しさそのものを改善できる訳じゃない、所詮は、医療の押し売りだと。
カルド先生が目指した、医療の未来とは程遠いと落ち込みます。
それでも、GUNDが描いた理想のため、キユウの呪いのためにもと。
治療をして貰った人の子供たちが詰め掛け、人形を治して欲しいと。
助手を自称するキユウが向かうと、祭り用の巨大な人形が壊れていました。

治療を続けていたヴィルダは、キユウが帰って来ないことを心配してると、
ロトモア社の社員を名乗る人物たちが、診療所を勝手に開いては困ると。
曰く、居着く気がないなら、偽善だと断じ、出て言ってくれと。
ヴィルダは、一時だけの施しでは、寧ろ悪影響になると、
ロトモア社の提案を受け入れようとした瞬間、ジウが起動します。
ジウは、巨大な人形を組み立てますが、なかなか巧くは行かず……。

ロトモア社のひとりが、機体を「ガンダム」と呼びます。
ヴィルダは、知っているのかと、ロトモア社の人間を警戒します。
ロトモア社の人間は、ヴィルダを社長の元に案内し、GUNDの義肢を見せ、
古傷から進行した病気で動けなくなり、5年前に施術をしたと説明します。
その後、ヴァナディース事変があり、補修が受けられなくなったようです。

□機動戦士クロスボーン・ガンダム LOVE & PIECE
 第3片 クレッセント・ムーン & ペイル・ルージュ(3)

カグヤは、攻撃したくないが、薄紅姫の機体に狙われて仕方なくと。
ピエトロ市長は、ビッグデータに対応策を聞き、敵機は、牽制に注力。
薄紅姫は、カグヤ機の脚部にヴェスバーが装備されていると説明し、
出力を絞り、ビッグデータを攻撃すれば良いとします。
が、薄紅姫は、正確なビッグデータの場所を聞かされていらしい。

ビッグデータは、カグヤが薄紅姫と申し合わせた上での狂言だと解答。
ピエトロ市長は、外向的な問題もあるとし、薄紅姫機のみに攻撃を集中。
カグヤは、こうなったら、ビッグデータに自分の位置を聞こうと提案。
薄紅姫は、直に聞けば、セキュリティーが動くかも知れないとし、
現在地点から位置情報を、このモバイルを起動した地点まで遡ればと。
位置が確定し、薄紅姫機は、変形したカグヤ機を保持し、砲撃します。
砲撃は、ビッグデータに命中し、機能は完全に停止します。
爺は、両腕の拘束を解き、ピエトロ市長に一撃を加え、豚王に通信。
市長が作ったシステムは、豚王が出資した洗脳システムではないとし、
出資していたことがバレれば、木星での立場が無くなると話します。
通信が終わると、爺は、ピエトロ市長の左胸を拳銃で撃ちます。
カグヤは、通信を入れ、爺の無事を確認し、母船で合流することに。
ややあって。ピエトロ市長は、胸に入れていたモバイルで救われます。
市長は、意見を仰ごうとする部隊に、自分で判断しろと一喝します。

爺は、カグヤの強かな成長に、今後の成長も楽しみだとします。
が、カグヤは、母船には戻っておらず、爺は、驚かされます。
で、カグヤはと言うと、薄紅姫と共に、航宙艇で脱出していました。
カグヤは、薄紅姫に、このままふたりで旅に出ようかと提案します。
薄紅姫は、それは本当に楽しそうだと言いつつ、錠剤を口に含み、
カグヤに口付けし、自由は、辛いことも多い。挫けるなと伝えます。
カグヤは、睡眠薬により昏倒してしまいます。
薄紅姫は、任務が終了すると、一番強い暗示である記憶消去が働き、
記憶を消すための薬を飲むことになっているんだそうな。
薄紅姫は、その通りに錠剤を飲みますが、与えられた4つの命令、
ビッグデータの破壊、カグヤの作戦参加と保護、女スパイらしい振る舞い、
そして、カグヤを逃がさないことの中で、最後の命令を拒んで見せます。
女スパイは、最後に独りで出て行くものだから、仕方ないだろうと。
口紅で「Good Bye」と書き、トゥエルブに乗り、航宙艇を後にします。
ややあって。カグヤは目を覚まし、初恋と失恋を同時に経験します。
薄紅姫は、記憶が消えて行く中、カグヤに良いことが何かひとつでもと。

□機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還
 MATERIAL-Z136[RETURN OF THE JOHNNY RIDDEN]

シャア大佐は、ジョニ子のヘビーガンダムに、カミーユを感じます。
ゼータに搭載していたシステム、そのものを引き摺り出してきたのか?と。
射出されたビットが動き出し、キマイラ隊は、NTの存在を疑いますが、
クリストバルは、単調な動きから、ランダム軌道だと断定します。
ジーメンスは、回避を優先させつつ、各個に撃ち落とせと命じます。

レッドは、ニカーヤのレーザー通信を仲介し、アイシュワリヤに連絡。
アスタロスの打ち出しを統括している中枢システムの位置を調べろと。
ヒュー大佐は、ミナレットの中枢とは、別にしている筈だとも。
アイシュワリヤは、自信満々に2分くださいと、位置の特定を始めます。
ニカーヤには、ハイパー・メガ・ランチャーを指定空域に射出しろと。
その様子をデブリから見ていた、レズン少尉のバウが照準に捉えますが、
フィーリウス中尉のガルバルディは、部下にヴァースキ大尉を捜させ、
レズン少尉機と対峙し、サーベルで斬り付けつつ、防盾で突撃します。
レズン少尉のバウは、衝撃で分離機構が復活し、分離して離脱します。
ニカーヤは、レッドから座標が送られ、メガ・ランチャーを射出。
レッド機は、射ち出されたハイパー・メガ・ランチャーを受け取ります。
で、アイシュワリヤからの情報を基に、アスタロスのシステムを狙撃。
「子供たち。未来を受け取ってくれ」と。
アスタロスのシステムが停止し、楽しかった?とのメッセージを表示。
爆発に巻き込まれ、レッド機は、四肢を失いますが、レッドは生還。
フレデリックさんのゲルググみたいな姿勢ぽい。四肢はないけど。
レッドは、コクピットの扉を外し、機外に脱出します。
シャア大佐は、人の世界へ帰ってやりたまえと遺し、宙域を離脱します。
ユーマのゲルググと、ジョニ子のヘビーガンダムが駆け付けます。

□機動戦士ガンダムNT
 第49話『もう一度……』

ビアギッテ曹長機は、動かないフェネクスを前に、眼下に漂っている
ビーム・サーベルの柄を手元に引き寄せ、刀身を発振させます。
ゾルタン大尉は、その様子を見て、俺が望んでいた存在だと独り言ち。
ビアギッテ曹長機は、ビーム・サーベルを番え、フェネクスに突撃。
それを、マリク機が飛び掛かり、制止し、両機は対峙します。
マリクがビアギッテ曹長に呼び掛けますが、取り付く島もなく、
チカラトツヨサ ソレイガイ ヒツヨウナイとマリク機に斬り掛かります。
躱されると、ビアギッテ曹長機は、光弾を放ち、マリク機の左肩を破壊。
メリ姐に斬り掛かるなんてどういうつもりだと、シーク機が組み付き、
アンタはまだ、あたしたちの部隊なんですからね!!とお説教をします。
両機は、組み合ったまま、そのままフェネクスから離れていきます。
これを見ていたゾルタン大尉は、雑魚に構うなと、俺の傍に居て……と。
そして、再起動しようとするフェネクスの息吹きを感じ取り、
指部の有線を無数に伸ばし、フェネクスの頭部と四肢を捕らえます。
その有線を光弾が破壊し、ヨナ少尉のナラティブが現れます。
ゾルタン大尉機は、今度は有線をナラティブに向け、放ちますが、
ヨナ少尉機は、NT-Dを発動させ、それら総てを斬り捨て、
バルカンで破壊し、フェネクスにいるリタの元に急行します。
ゾルタン大尉は、オレハモウイチド……と。フラニーを思い浮かべます。

□新機動戦記ガンダムW Frozen Teardrop
 静寂の終曲(フィナーレ)

M.C.-0022 SECOND SUMMER──
ヒイロが帰宅し、リリーナを呼びます。
リリーナは、裏庭からお帰りなさいと答えます。

ややあって。ヒイロが草むしりをしていると、
リリーナが、ヒイロ、お茶が入りましたわと声を掛けます。
ヒイロは、溜息を吐き、オレは、その名を捨てたいんだが…と。
リリーナが理由を訊ねると、今は、第3代大統領補佐官が名乗っていると。
リリーナは、大統領は、2代目の筈でしょ?と言うと、
ヒイロは、アイツは、アイツなりにお前に敬意を払っているんだろうと。
リリーナが、ヒイロと呼んではダメ?と訊ねると、
ヒイロは、暫く回想し、好きにすれば良いと答えます。

ヒイロは、リリーナが入れた紅茶を飲み、熱いと感じます。
熱い、そんな感覚が残っていたのかと、ヒイロは、微笑みます。
リリーナは、カテリナお婆さんのレシピの手作りクッキーを出します。
ヒイロは、カテリナは、ドクターJの初恋の相手だから送ってやろうと。
リリーナは、ドクターJがまだ存命なのかと驚きます。
ヒイロは、確か今年で99才、あの分だと後100年は生きるだろうと。
リリーナは、ヴァンピル・ウィルスに感染したのか?と訊ねると、
ヒイロは、カトルやヴァンのようにではなく、
単に『憎まれっ子世に憚る』というヤツだと答えます。

M.C.-0022 FIRST SPRING──
リリーナは、ヒイロから結婚して欲しいとの手紙を受け取ります。

戻りまして。
ヒイロは、リリーナがピースクラフトの呪縛から解放され、
今は…、いや、これからもずっと自分だけの幸せを求めてくれと。
それが何れ、火星に住む人たちの平穏に繋がっていくんだと話します。
そして、A.C.180年発行のオレの出生届が見付かったと書類を見せます。
母親は、アオイとあるが、父親は、空欄になっていると。
オレたちは、戸籍の上でも歴とした夫婦になれるんだと話します。
リリーナは、私は、書類上のことを気にしていないと言い掛けると、
ヒイロは、オレたちの子供が出来た時、出生届の父を空欄にしたくないと。
リリーナは、照れながらありがとうと、ヒイロに言います。

リリーナは、ヒイロに見せたいものがあると、庭園に案内します。
ヒイロは、種々の白薔薇で飾られたローズガーデンに見惚れます。
火星の北半球の夏は、地球の2倍近くあり、驚く程成長が早いそうな。
ヒイロは、この薔薇園は、火星で一番美しいと言います。
リリーナは、宇宙で一番とは言ってくださらないの?と。
ヒイロは、オレは、宇宙すべてを見て回ったことがないからだと。
この場で、嘘を吐きたくないと生真面目に答えます。
リリーナが、ヒイロの意地悪……と言うと、
ヒイロは、意地悪なのは、オレをヒイロと呼び続けるお前の方だと。

□機動戦士ガンダム BATTLE OPERATION Code Fairy
 第15話 落日のティルナノーグ(後編)

リリス少尉は、レナート中尉の戦い方を見て、軍人の戦い方ではないと。
それを聞き、バリー大尉は、そう思えるなら、お前はまだ引き返せると。
見ておけ、軍人の皮を被った化け物、戦争という大義を得た殺人鬼をと。
リリス少尉がそうなっていたかも知れない姿だと忠告します。
レナート中尉のブラックドッグ隊は、アルマ少尉たちを狩り立てます。
突出したヘレナ曹長機を、有線ミサイルが狙いますが、アルマ少尉機が
割って入り、有線を斬断し、レナート中尉機と斬り結びます。
ティルナノーグから非戦闘員の退去が完了し、爆破準備に入ります。

70%の所で、連邦軍の増援が確認され、バルバラ中尉は、苦悶します。
キリー少佐は、アルマ少尉に増援のタンク型を無力化するように命令。
ティターニアの機動力と突破力を活かした、アルマ少尉しか出来ないと。
全員が不安気な表情の中、アルマ少尉は、笑顔で了解します。

レナート中尉は、アルマ少尉機が突出し、増援を叩くと察知し、追撃。
それを足止めすべく、ミア技術少尉機、ヘレナ曹長機は、銃器を掃射。
アルマ少尉機は、2機のガンタンクの砲身を無事に斬断します。
同じ頃、ミア技術少尉機とヘレナ曹長機は、洋館に帰還します。
レナート中尉の怒りは、残ったアルマ少尉機に向かいます。
ブラックドッグ隊の僚機がアルマ少尉機の動きを止めると、
レナート中尉は、その僚機ごと、アルマ少尉機を攻撃します。
その間に、アルマ少尉機は、隔壁から洋館に辛くも帰還します。

レナート中尉機が洋館を攻撃しようとすると、バリー大尉機が現れ、
洋館は、接収し、調査するという指示が出ていた筈だと制止。
レナート中尉機は、バリー大尉機に銃口を向け、邪魔をするなと。
その時、地下で爆発が起こり、周囲の地面が崩落します。
燃え上がる洋館から、アルマ少尉たちを乗せたシルフが飛び立ちます。
アルマ少尉たちは、思い出が残るティルナノーグに別れを告げます。

バルバラ中尉は、自分たち6人が写る写真を、キリー少佐に渡します。
そして、あの家が想像以上に好きだったみたいだと涙を流します。
キリー少佐は、バルバラ中尉の決断が私たちを救ったのだと慰めます。
バルバラ中尉は、シルフの窓から夜闇を見詰め、去就を自問します。

□機動戦士ガンダムSEED ECLIPSE
 第21話 2号機の真価

タツミは、特殊な培養液と信号により、治癒力を促進するという
試験中のメディカルシステムに漬けられ、輸送ヘリに乗せられます。
ウミトたちも同行し、その間、2号機に付いての話になります。
ザフトのニュートロンジャマーがあるが、2号機は、核動力だと。
どういう経緯かは知らないが、ニュートロンジャマーを無効化する
技術ってものがあって、連合は、大戦末期に手に入れたと話します。
そして、戦後、オーブもその技術を、とある筋から手に入れたと。
ただでさえニュートロンジャマーの影響下で、電子索敵や誘導兵器が
弱体化している現在では、通常の対空兵器での撃墜は、不可能だと。
通常の航空戦力では、MS相手には打撃力が不足し、近年では、
大気圏内での飛行が可能な機体も配備されているが、追撃は不可能。
ニュートロンジャマーキャンセラーにより、核の脅威が再び訪れると。
で、アンティファクティスの目的は、地球上の何処かへの核攻撃だと。

同じ頃、ケンは、2号機のシミュレーターで、82%の適合率を出します。
因みに、ヴァレは、60%に届かなかったそうです。
結構な好成績なのですが、ケンは、俺では、これが限界かと消沈します。

SEED journal Mobile Suit Research Division: 06
MVF-X08R2 エクリプスガンダム2号機
固定武装:
 PS-02 ビームシールド×2(腕部)
 専用シールド×2(腰部ラッチ)
 R2-W2 実体剣(右腰部ラッチ)
 R2-W1 ビームライフル(左腰部ラッチ)
 72式ビームサーベル(???)

計画当初、エクリプスは、戦略核攻撃機として開発が進められていたが、
紆余曲折を経て、超高速飛行が可能な可変機にコンセプトを変えている。
諸勢力の技術が惜しみなく注ぎ込まれ、C.E.72年時は、ザフト、連合の
どちらの勢力の機体にも標準装備されていなかったビームシールド、
加えて光学迷彩機能を付与するミラージュコロイド・ステルスを装備。
その反面、多くの電力を消費するため、バッテリー搭載型の1号機は、
可動時間の短さが大きな弱点になっている。
これは、本来は、核エンジンによるエネルギーの供給を前提にしていた
機体であることの証左で、そう言った意味では、核エンジンを搭載した
2号機こそ、真のエクリプスだと言える。
この高性能を追求した設計は、パイロットの身体を全く考慮していない
点が問題となり、高機動戦闘で発生する強烈なGに対応できるのは、
強靱な身体能力と高度な操縦技術を持ったパイロットのみとなっている。
適合するパイロットが搭乗し、初めてエクリプスは、開発された本来の
目的である敵基地先制攻撃が可能になる。
2号機は、政治的理由から生産が中止され、OSすらインストールされず、
1号機の予備部材として、ナウル島に保管されていた。

□機動戦士ガンダム ヴァルプルギス EVE
 覚醒前夜編(6)

ハマーンが戦死してから数日後。
セラーナは、プロトタイプ・ディマーテルで、NT能力の訓練中。
ファンネルは、1基のみの起動ですが、攻撃は、目標を捉えることなく。
結局、ファンネルとのリンクが切れ、制御圏外へ漂流してしまいます。

行動を起こすべきだとする急進派と、戦力の乏しい散発的な攻撃では、
決定打になり得ず、戦力の拡充を図るべきだとする穏健派に二分されます。
その席にいたホルストは、同じく同席しているセラーナを窺います。
会議後、部屋に残ったセラーナに、艦長が声を掛けます。
武官の多くは、即時戦闘の再開を主張する者が多く、主戦論者が優勢。
艦長も武人として、本音を言えば、彼らの心情がよく判ると言います。
セラーナは、テロ紛いのゲリラ戦であれば可能だが、それでは、
スペースノイドの自治独立という大元の大義は、実現できないとします。
と、説いた所で、自分は、戦から逃げたため、彼らの耳には届かないと。
地球にコロニーを落とすという姉さんを、私は、どうしても許せなかった。
が、私情で、艦を降りた私が、今更父の名代なんてと、気弱になります。
艦長は、力ならば、先の戦いで示されたと、セラーナを励まします。
セラーナは、あの時は、姉さんが一緒に飛んでくれていたように思うと。
もし、あの力が自在に使えたら。ひとりでも飛べるようにならなければと。

セラーナは、ディマーテルの古巣であるニタ研と連絡を取りたいと。
ローレンと面会し、強化人間として、別人に成り代わりたいと話します。
ローレンは、貴女は今、重要な立場の筈、ましてやカーン家の息女に、
そんな乱暴なことを?と、彼女の提案に対し、非常に戸惑います。
セラーナは、私には、カーン家に生まれた者の責任があるからこそだと。
ネオ・ジオンを導く者、ハマーン・カーンに生まれ変わると言い切ります。

□機動戦士ガンダム ポケットの中の戦争
 CHAPTER:12「譲れぬ矜持」

連邦軍のジム×4、ガンキャノン×2の部隊が侵攻。
隊長は、ジオンに協力する者は、民間人でも容赦するなと。
部下のひとりは、やり過ぎでは?と疑問を呈します。
また、ある部下は、神よ…あの者達の魂をお救い賜えと十字を切ります。
隊長は、ここの連中は、例のものをジオンに渡したという報告があり、
その罪だけでも、極刑に値すると。その罪は、贖って貰わねば…と。

キリングは、ハーディーに向けた銃口を、自らのこめかみに向けます。
この戦争で、オレクサドルは、妻と息子を亡くしている。
ヴィロディは、両親を。アンドリーヒは、3歳の娘だと言います。
失われた者達の無念を晴らすためにも、この戦争は、勝たねばならん。
そのためなら、私は、自分の命も捧げるつもりだと芝居じみたことを。
アンディは、落ち着いて…、銃を下ろしてください…と説得すると、
キリングは、机に銃を置き、これ以上部下を死なせたくないと言います。
ハーディーは、銃を拾い上げ、判っていますと、銃を手渡します。
キリングは、改めて、サイクロプス隊は、月面グラナダに帰還すると。

量産型ザクが連邦軍の部隊を捉え、実弾式の長銃で狙撃します。
十字を切っていた人物(リッパー4)のジムに命中し、爆発します。
僚機は、熱源を走査し、敵機の位置を発見し、全機とリンクします。
量産型ザクは、一斉射撃を受け、長銃を失うも、無事に撤退します。
セルーヒの旧ザクが背後から現れ、リッパー2(ジム)を熔断します。

ハーディーは、オレクサドルに、自分がここで指揮を取り続けるとし、
お前は、キリングを連れ、ガルシア達と月面グラナダに帰還しろと。
キリングは、オレクサドルとアンディを連れ、ザンジバルに向かいます。
ミーシャは、ザク・キャノンの中で、呑んだくれていました。
キリングは、この地域は、宇宙世紀以前、共産主義連邦のひとつで、
この街は、その連邦のミサイルサイロを無数に保有していて、
ジオンがその核爆弾を彼らから買い取ったと説明します。
これを月面グラナダに持ち帰ることが、サイクロプス隊の真の使命だと。

□機動戦士ガンダムF90 ファステスト・フォーミュラ
 #42「ファステスト・フォーミュラ」

ハウゼリーは、責任者として、トリムールティの管制室に留まると。
ハウゼリー曰く、ジオンも連邦もない新たな宇宙世紀が始まるとし、
この戦いには、我らの命を賭ける価値があるとします。
ディル少尉は、エイジャックスの医務室で、マトリカの声を聞きます。

トリムールティ近海──
ギデオン大尉のF89は、サイファーの0120と激闘を繰り広げます。
カナタ少尉たちのトリムールティ突撃隊は、ドラッツェやリゲルグを
薙ぎつつ向かいますが、謎の巨大MAがトリムールティに取り付きます。
ディル少尉は、ヘルプが修復した3号機で出撃することになります。
3号機は、これ迄のデータを基に、3号機のAIが算出した最適仕様です。
幾つかのオプションを混合させた、番外タイプFFと呼んでいました。
ヘルプ曰く、F90の真価は、パックとAIにだけある訳じゃない、
ガンダムを信じろ!そうすれば、最後まで思いに答えてくれると。
ディル少尉は、ヘルプに、ありがとう、ずっと尊敬してたよと。
あんたは、本当にF90のことが好きなんだな──と言い、出撃します。
ヘルプは、俺はただ、お前たち母子が幸せであればと、ただそれだけで。
FFの突撃隊と、レガシィの主力艦隊が対峙しますが、護りは、厚く。
そこへ、ディル少尉が戦線に復帰する旨が、通信で報されます。
作戦は、極々単純で、ディル少尉機による単機での艦隊突破です。

ディル少尉機とカナタ少尉機は、レガシィの旗艦グワダン級を砲撃。
グワダン級は、5機程のティグリスを展開させ、進路を阻みます。
ディル少尉は、試作型のミノドラをニトロのように使い、一気に加速。
エンドラ級を破壊しつつ、トリムールティの目前に迫ります。
同防衛部隊のシャルルが、ディル少尉たち援軍に感謝を通信します。
そこへ、サイファーの0120がホーミングミサイルを撒きつつ現れます。

月刊モビルマシーン縮刷版 VOLUME11
AMS-119S ギラ・ドーガ改(シャルル機)
頭頂高:20.2m
本体重量:21.2t
固定武装:
 ビーム・キャノン×2(背部)
 AMS-09R 対艦ミサイル×2(背部)
 インコム×2(背部)
 AMS01H 12連装ミサイルランチャー×2(背部)
 隠し腕×2(前腰部)
 ハンドグレネード×4(腰部)
携行武装:
 ビーム・ライフル
 ビーム・ランサー
 メガ粒子砲内蔵型シールド
 ※ハイド・ボンブ装備

0147年代、連邦軍の教導団は、XM-05Bを複数機保有しているそうな。
今回の記事は、ゲトルによるもので、冒頭、教導団に出向した際、
マッキンレー版の『歌謡大全集』のディスクを手に入れたって私事が。

ギラ・ドーガの開発経緯は判然とせず、アクシズで開発された試作機、
AMS-117B ドーガ、または、AMX-012 グザを基にSWで建造された説、
ザクIII後期型を基にした説、ザクIIを基にマラサイの設計を取り入れた説、
などがあるようです。ただ、ザクIII後期型説は、元の文章では、
ドーガ系に移行する新ネオ・ジオンMSの試金石的機体となったとあるので、
元になったと言うよりは、文字通りに性能の比較対象なんじゃないかと。
マラサイ説は、ビークラブの出渕さんの解説によるものだと思われ、
ザク→ハイザック→マラサイの発展形態の延長線上に位置する機体という
系譜の話を、MSヒストリカで、実際に建造されたと解釈したためかと。
グザは、MS90'Sでは、ネオ・ジオン版ボリノーク・サマーンとの解説で、
EBに載った際に、ギラ・ドーガの前段階の機体、または、前大戦時の
「ザク」系重MSのバリエーションと解説されたことによるものなので、
取り敢えずは、AMS-117Bを基にってのが無難ではないでしょうか?

教導団は、シャアの反乱後、鹵獲したギラ・ドーガで模擬戦を行い、
高評価を与え、同機の配備を強く望んだようです。
で、同機がアナハイムのグラナダ本社で建造されたことは明白でしたが、
アナハイムに売ってくれと言うことはできなかったと。また、工廠で、
複製することは、アナハイムの知的財産権を侵害するリスクがあると。
これに対し、サナリィは、ブッホ社が回収した同機をブッホが複製し、
融合炉や武装などを、アナハイムがその複製に協力するという形を取り、
アナハイムの知的財産権に触れる部分を、あくまで同社の新規開発という
形でクリアし、ジオンの機体を量産するという外聞の悪さを、
「ジャンク屋が、テロリストの機体をリバースシーケンスしたという
形で、有耶無耶にしたと、ゲトルは解説していました。
ブッホは、既に状態の良いAMS-119Sを3機確保していて、打診を受けた
アナハイムからは驚くべき迅速さで、必要な部材が供与されたそうな。
それが、U.C.0096年5月のこととされています。

素体は、119Sが用いられ、RGM-87C バージムに続き、TR計画関係者の
多い、サイド2のナムスド研(現在は、サナリィ傘下)が設計協力し、
頭部は、モノアイに対する政治的配慮からゴーグルを採用している。
主機は、初期型では、119と同出力の複製品が搭載されましたが、
U.C.0106年の改修以降は、2,860kWに増強され、大出力火器が運用可能。
ゲトル曰く、ザクIII改の反応炉を流用したものだとしています。
脚部は、整備の簡便さを重視し、ジェガンとのパーツ共有度を5割程に
高めているが、操縦特性は、略変化していないと。ゲトルが試乗の所感を。
バックパック、腰部装甲、肩部装甲は、高度にモジュール化され、
連邦軍(ティターンズ)、ジオンを問わず、複数のユニットに換装可能。
連邦軍に制式採用された訳ではないので、新規の番号は付与されず。
が、教導団で原型機と区別する必要がある場合は、リア・ドーガと呼称。
Lehr(ドイツ語?で、教導団を意味するそうな)

トリムールティ事件でのシャルル機は、ドーベン・ウルフのバックパック、
ザクIIIの隠し腕モジュール、バウのシールドを改造したものを装備。
これは、第四世代機のアグレッサーとして、一般的な兵装だそうな。
他にもトライ・ブレード、アーム・パンチ、ヒート・ロッドなどあり。

サナリィ、教導団と深い関係にある第13実験戦団にも配備され、
彼らが第13独立起動艦隊として、火星に降下した際は、ボッシュ機に、
シドが独自のペイントを行った機体が参加している。
U.C.0147年2月23日 ゲトル・デプレ

□機動戦史ガンダム武頼
 最終話

龍侍は、迦楼羅の翼部分を分離させ、大剣として構えます。
武頼たちは、サルタヒコを攻撃しますが、再生能力に阻まれます。
やっぱりよく見ると、ガンダムと言うよりもシャッコーみたいですね。
虎鉄は、出し惜しみをしている場合ではないと、黒星に言います。
黒星は、武頼との繋がりが深くなれば、身体への負荷が大きくなると警告。
虎鉄は、やらずに後悔はしたくないと、黒星は、転火炉を完全開放。
武頼以外の4機がサルタヒコからの露払いを務め、武頼が最短で喉元へ。
攻撃により、左腕が刀と共に熔断され、右腕でもう一振りを揮います。
龍侍も是音具の頭部にいる徳轟を捉え、無双剣 百刃錬磨を放ちます。
虎鉄は、如月流 我心ショウ鍛で、サルタヒコの首元を狙います。
サルタヒコは、無駄としますが、虎鉄は、そんなことは、先刻承知として、
俺が斬るのは、お前の魂だと、武頼の頭部から飛び出し、相手の頭部へ。
サルタヒコ本体と対峙し、首元を横一文字に斬断します。
サルタヒコは、首を斬られながらも最期に、自分が消えることで、
この星は、第2、第3のGUNDAMに狙われることになるだろうと。
虎鉄は、どこの誰が来ようが、手を出してくるなら容赦はしないと。
俺たちは、俺たちの頑駄無道で、迎え討つだけだと言い切ります。
虎鉄の言葉が終わると同時に、サルタヒコの頭部が爆発します。
虎鉄は、昏倒し、武頼たちは、流星のように地上に降下したかと。
地上でも是音具を討ち、龍侍が徳轟を救出し、戦いは終わります。

百鬼夜行と呼ばれた人と鬼の戦いは、数多の武士たちの活躍により、
勝利に終わり、徳轟は、発端の真相を語ります。
頑駄無という存在、天津技研、旧時代からの因縁を知った炎心と総全は、
密約を交わし、世に潜む鬼の手先を欺くため、互いに干渉をせず、
どちらが倒れようとも鬼を討ち、真に平和な人の世を取り戻す計画だった。
これらを全国の民に周知し、天炉藩の汚名が返上されることになります。
鬼たちとの戦いは、異国でも起きていて、エビスに化けていたように、
分身たちが各国で暗躍していたらしく、無人鉄機が未だ暴れているそうな。
で、天炉藩は、無人鉄機に対抗する潘を超えた機関、
鬼傀対策機関「天炉」として、再興することになり、龍侍たちは、
鉄鬼狩りと呼ばれ、世界中を飛び回っていると。虎鉄と黒星はいない。

天法三十一年、仮初めの平和に斬り掛かる武士がいた。
頑健なる精神で、駄せし悪の者共を、無双の力で振り払わん。
是れ即ち「頑駄無道」、武士の名を如月虎鉄。
これは、ひとりの侍と、伝説の武神が斬り拓いた戦史(ものがたり)。
「機動戦史ガンダム武頼」と、錫乃が書物を書き上げ、終わります。

□機動戦士ガンダム 赤い三巨星

ガンペリーの機長、オト少尉は、無口で、ハンドサインで意思疎通を。
で、戦闘中なので、少し手前の安全な場所に着陸するとのこと。
そこへ、マロビ曹長の「広まってるぅぅぅ!!」という通信が入ります。

マロビ曹長機は、クライシンガ少尉機にスパイクシールドで攻撃。
クライシンガ少尉機は、その攻撃を華麗に躱し、機関砲を構えます。
ウィリアム曹長機が射撃で支援し、クライシンガ少尉機を離します。
さらに、ラルフ中尉機が砲撃により、攻撃を加えます。
セラフィは、トマス軍曹のゾックが動かないと知り、移乗を促します。

両陣営が拮抗している場に、ジムとファンファンの小隊が現れます。
ガンペリーのバルン社長たちは、着陸し、戦況を見守ります。
バルン社長は、近くの木にハンモックを掛け、寝ている人影を発見。

クライシンガ少尉は、トマス軍曹が回収されたため、撤退を指示。
ザルゴ機が発煙弾を周囲に撒き、クライシンガ少尉たちは、撤退。

ラルフ中尉は、消耗も激しいため、追撃を断念し、後退することに。
ファンファンの機長は、ラルフ隊は、宇宙人がいるため有名だと。
マロビ曹長は、その意味が判らず、キョトンとします。

バルン社長は、ハンモックの男性に、戦闘があり、危険だと報せます。
バルン社長は、連邦軍に協力している民間の技術者だと言うと、
編み上げの男性は、勝ち馬に乗り、何れ来る戦後を豊かに暮らそうとする
頭の良い子なんだなと。社長は、この戦争がただ早く終わって欲しいと。
こんな誰も得しない戦争は…と言い掛けると、男性は、グラサンを傾け、
理解したよと一言言い、取り敢えず、向こうの戦いは終わっているとも。
男性は、昔から目はいいんだと。物事を広く深く見通せる力は、
何時だって役に立ってくれる。そして、力はもっと強い力を生み出すと。
バルン社長が少し目を離した隙に、男性は、消えていました。

□機動戦士ガンダム0079 エピソード ルナツー
 第8話「ロックアウト」

パオロ艦長は、ホワイトベースに到着し、戦闘体勢を取らせます。
ワッケイン少佐のマゼランは、仕掛けられた時限爆弾が爆発し、
その爆風を受け、姿勢制御が困難になり、周囲の壁面にぶつかります。
そのまま港の通路を塞ぐ形で、擱坐してしまいます。

シャア少佐たちは、さらに侵攻し、MSハンガーでガンダムを発見。
連邦軍兵士たちも応戦し、シャア少佐たちは、後退を余儀なくされます。
アムロは、ガンダムのコクピットを開放するように言いますが……。

ワッケイン少佐たちは、擱坐したマゼランから内火艇で脱出します。
その中で、ホワイトベースのMSハッチが開いているのを見付け、
内火艇をホワイトベースに着艦させるように命じます。

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