聖闘士星矢 冥王異伝 ダークウィング 第11話

□聖闘士星矢 冥王異伝 ダークウィング
　第11話 パンドラ

アテナとして覚醒したカトレアは、時任兄弟や夜姫に想いを馳せながらも、
これ以上皆に悲しい思いをさせないため、頑張るぞ!!と奮起いたします。
彼女の部屋の外にいた惣次郎は、紅月姫に彼女を託します。
紅月姫は、客船での事故を回想し、海の底に強い小宇宙を感じたこと、
何よりも、黄金聖闘士12人が揃っていたことに違和感を覚えます。
そして、記憶の改竄が行われたのではないか？と考えますが。

夜姫が12歳のある夜──
弟の真宵と居た夜姫は、胸騒ぎを感じ、真夜中に起きていました。
突然、窓ガラスが割れ、額に星形のある黒い影が部屋に進入して来ます。
その影は、真宵をハーデス様の憑代となるのですねと独り言ちます。
ただ、この魂は、ハーデス様を受け入れるには、まだ不十分だとして、
星形のペンダントを寝ている真宵の首に掛けます。
夜姫は、咄嗟にペーパーナイフを手に、影に離れるように言います。
影は、死を恐れない気高さは、流石パンドラとなる少女だと話します。
が、神たる我に人の身で命令など!!と、彼女を打ち払います。
影は、彼女をパンドラとして覚醒させ、真宵を庇護するように仕向けます。
夜姫は、影をヒュプノス様と呼び、今迄の非礼な態度を詫びます。
ヒュプノスも真の覚醒には至っておらず、彼ら二柱も影として、
夜姫や真宵を覚醒に誘うことしかできないのだと語ります。
そのため、夜姫も記憶はあるものの、小宇宙が伴わないみたいです。
代わりに、同年代で覚醒した天霊星のシャルロットを従者に付けます。
真宵も記憶が覚醒したようですが、小宇宙の真の覚醒には至らず。

シャルロットは、最初の仕事として、掃除を始めます。
ヒュプノスが割って入って来た窓ガラスを片付けます。
夜中なのに……。ヒュプノスも後のことを考えて入って来なさいよｗ

客船の事故から数日後のエリシオン──
夜姫は、多数の棺桶が安置された建物を訪れ、
棺桶の中で眠っているシャルロットの様子を確かめます。