週末から心配していましたが、月曜日台風が去ってくれてほっとしました。
台風の名残の風がけっこう強く吹いていましたが、この暑さ!
会場はクーラーを入れました。
気圧のせいか、気温の急変のせいか、身体も頭もバランスがわるい感じでしたが、ヨガのあとは整っています。
月曜日は祭日に重なり、ご家族の参加できないかたもいらっしゃるのですが、会場に入ってきた時とはまったく別人のような表情で帰って行かれます。
仰向けになって身体を伸ばし、うつ伏せになって整えて、ねじって呼吸を深くしていきます。
呼吸で身体を掘っていくような感覚です。
私のヨガは、あまり「効果・効用」を唱えません。
身体感覚で実感することが大事だと思います。
ふっとあるとき、こういうことか!
と自覚することがあります。
アンナの住むスイス・オーストリア国境を訪ねたのはミレニアムの2000年でした。
スイスの山のなか、大きな山小屋風の建物で、朝は大きな中国製のドラを響かせます。
私はあまり知らない場所に行くのはすきではないのですが、この機会にいかなければもう生涯行くことはないだろう、と考えて行くことにしました。
あれから18年。
もうあの場所にアンナが居ないのは確かです。
一度手紙を書いて戻ってきてしまいました。
電話もつながらなくなっています。
母親の住むオーストリアへ移ってしまったのでしょうか・・・
ひととひととのつながりは謎です。
人生の一時期、イスタンブールでアンナと出会い、コロンボで再会するつながりのなかで、
「もう教えるべきときにきている、教えることでもっとヨガがまなべる」と言われたことは、自分がメンバーを集め、前に立つきっかけになったと思います。
こうして毎週月曜日、東玉川地区会館でヨガを続けていることは、アンナさんの存在があると思うのです。