私たちのヨガは、脱力と呼吸法に全体の三分の一の時間を使っています。
メンバーによっては、ここだけでいい、とおっしゃる方もいるのですが。
そこはやはり、ヨガで身体の左右、上下に刺激を与えることが必要です。
「ヨガがヨガをおしえる」ということばがあります。
私は特になにも言いません。
じっくりと週ごと、季節ごとの変化を拝見しています。
個人によって、なめらかさ配分、左右の偏りの配分などを見ているだけです。
ヨガを続ければ自然に偏りに変化がうまれてきます。
意識的にここをどうする、こうすると考える必要はありません。
むしろ意識することが邪魔になることもあります。
ただただ続けることで変わってきます。
続けることが楽しくなくてはなりません。
インストラクターと集まる方たち、場所、環境が快適でなくては続けることはできません。
苦痛であればすぐにやめるべきです。
呼吸法の前の脱力法に、「自立訓練法」をアレンジして導入してみました。
手足の重量感をくりかえし声かけし、じっくりと自分の重みを感じていただきました。