長野・木曽郡南木曽町妻龍 国の重要伝統的建造物保存地区指定
中山道木曽宿11宿の1つで美濃から木曽路に入って2つ目の宿場町。
妻龍宿の本陣は代々島崎氏が勤めていました。
島崎藤村は、南隣の宿場町、馬龍の島崎家で生まれ、母の里である妻龍の島崎家も
馬龍峠を越え、8キロの道を幾度と行き来したものと思います。
街並みは南北700メートルに渡って保存されています。
上町、中町の境には「枡形」と言う境目が設けられました。
住民大会で妻龍宿を守る住民憲章を宣言。「売らない」「貸さない」「壊さない」
の3原則を宣言されています。
木曽地方の名物、五平餅を頂きながら、昔の旅人の気持ちになりました。
いつまでも綺麗な街でありますよう願っています。