chakaしげの直滑降な日々

定年後67才にしてブログ開設。現在18年目に突入
夫婦の趣味である旅行・スキー・史跡めぐりなど気ままに綴っています

日本・最古の学校

2007-10-19 11:48:36 | 国内旅行


栃木・足利市昌平町 

足利学校の歴史=学校の創建ついては、諸説色々であるが歴史が明らかになるのは
上杉憲実(室町時代)が、現在国宝に指定されている書籍を寄進し、しょう主(学長)
制度を設けるなどして、学校を再興した頃からです。


  


鎌倉建長寺の住持、玉隠永輿は、長享元年(1487)の詩文の中で「足利の学校には
諸国から学徒が集まり学問に励み、それに感化されて、野山に働く人々も漢詩を口
ずさみつつ仕事にいそしみ、足利はまことに風雅の一都会である」と賛美しています。




また、天文十九年(1550)にはフランシスコ=ザビエルにより「日本国中最も大にして
最も有名な板東の大学」と世界に紹介されました。




江戸時代末期には役割を終え、明治5年幕をおろしました。
昭和五十七年「史跡足利学校跡保存事業」により平成二年
江戸中期の姿に甦りました。 国指定史跡 (足利学校資料より)




「足利学校と足利氏の遺産」は現在世界遺産登録をめざして運動中です。
1日も早い登録がされますよう、応援をしています。
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