chakaしげの直滑降な日々

定年後67才にしてブログ開設。現在18年目に突入
夫婦の趣味である旅行・スキー・史跡めぐりなど気ままに綴っています

~日本の公園の父~

2008-12-16 10:46:07 | 国内旅行
本多静六(1866~1952)    林学博士・造園家 
               埼玉・菖蒲町生まれ   


父は9歳の時亡くなり名主だった家もその後、借金で苦労。
島村泰の(岩槻塾長)書生として住み込み、農閑期は上京し勉学に励み
農繁期の半年は、帰省して米つきに励む生活を繰り返しました。

生家は、昔の門が面影を残していました。




菖蒲町学習センターには、博士の「本多静六記念室」があります。
室内には、遺品や教訓など多数展示されています。




大沼国定公園・水戸偕楽園・大宮公園・など全国に渡って
公園の設計を手がけました。





近くの「道のオアシス」には生誕記念公園もあります。
園内には胸像や博士ゆかりの「首かけの大イチョウ」
分木が植えられていました。



日本初の、洋式公園「日比谷公園」は道路拡張のため
伐採される運命にあったイチョウの木を「自分の首を賭けて」
成功させたのでこの名がつきました。




少年時代に遊んだといわれる幸福寺周辺には、「サイカチ」の木が
今も残っていました。当時は貴重な漢方薬の原料で多くの人々が
買いに訪れにぎわいました。樹齢400年といわれています。

自らは、簡素な生活を続け多大な財産は公共事業のために寄付を
された立派な人でした。
       
                  








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