~旧新井家住宅~ 埼玉・長瀞町大字長瀞1164
旧新井家住宅は、昭和50年この地に移築復元されました。建設された年代は不明ですが、解体工事の結果、概ね今から260年と推測されています。新井家住宅の特徴は、屋根が板葺きで、下地となる竹の上に長方形の薄い栗板(雨に強い)を重ね、その上に石をのせて板を押さえています。秩父地方では板葺きの家は旧新井家だけとなりました。
「国指定重要文化財」
屋根裏のもや竹をアケビのつるで結んでいることなどが家の特徴として上げられています。
家の中には、馬屋もあります。また、お正月に飾る「小道具」や「長持」馬具なども展示されています。
秩父地方の昔の生活の一端をのぞいてきました。