~慈光寺~ 埼玉・比企郡ときがわ町西平386
慈光寺は、天台宗の寺院で、1300年の歴史を持つ埼玉県最古の寺といわれています。鑑真和尚の高弟・釈道忠によって開山されたと伝えられます。鎌倉時代には幕府の厚い保護を受け、関東屈指の大寺院として栄えたといわれています。
←四足門
←本坊
境内には、寛元3年(1245)銘の銅鐘(国指定重要文化財)や、樹齢1200年とも言われる多羅葉樹(埼玉県指定天然記念物)など、歴史的遺物などを見ることができます。昔の人は多羅葉樹(たらようじゅ)の葉が肉厚で大きな葉なので葉に文字を書き、「葉書」をしたためたといわれています。
←銅鐘・鎌倉大仏や建長寺の梵鐘の製作者で知られる物部重光が鋳造。
←慈覚大師円仁が植えたといわれる多羅葉樹
宝物殿には、国宝「法華経一品経」をはじめ数々の文化財が収蔵されています。一般にも公開されています。(拝観料:300円)
←観音堂
←青石塔婆
境内は、静寂な佇まいと歴史を感じ取ることができます。