朝方は曇っていましたが、
ラジオの天気予報で「現在、曇っていますが、日中晴れます」というのを聞いて、ほんと?と疑っていたのですが、ほんとに晴れて、数日ぶりに日光の暑さを感じました。
さて、三日に一度くらいの割合で散歩に行く洗足池ですが、
マップアプリを見ていて、この青い線なんだ?と思ったところ、
その洗足池を水源とした用水路があって、呑川に合流していることを、今更気づきました。
洗足流れ(池上用水)というのですね。
洗足池駅の裏手の道沿いに流れていて、これまで私は商店街の方を通って帰っていたので気が付きませんでした。
遊歩道が整備されています。
途中から、住宅街の狭い歩道に逸れますが、
そこから一層、草花が綺麗です。
綺麗な水で、鯉も泳いでいたりします。
この用水が玄関先を流れる、沿岸のお宅はお得ですね。
今後、呑川を上って、洗足池を周って、洗足流れを下ってくる、という散歩コースが良さそうです。
さて、おおた区民大学「地域でいきいきと暮らしていくための知恵」の第2回、「口の中から見えるサイン〜歯と口の健康〜」の後編です。
講師は替わって、大田区健康づくり課の歯科衛生士、監物 真砂美さんです。
今回、各自に手鏡が渡され(貰えるものではない)、前半でも自分の舌を見ながら、説明を聞いていたのですが、
- 大きな鏡とは異なり、じっくりと見て、変化がわかるので、ぜひ手鏡で見て欲しい。明るいところで色を確認する。触ることもあるので、手は清潔に。
- 健康な歯は、付け根が緩いカーブで、歯茎はVの字。歯と歯の間が、ちょっとポテッとしたら、歯肉炎。
- 歯茎は淡いピンクで引き締まっているのがよい。赤みを帯びて、腫れているところがないか、歯磨きの時に探す。
- 歯肉炎は、その原因を取り除けば治るが、1ヶ月くらいかかる。
- 何故腫れるのか?歯垢は細菌の塊で、歯茎に毒素を送っている。歯茎は血管、血脈が多い。前半で光畑さんが話したように、細菌の毒素と戦っている状態が、炎症。毎日みがいて歯垢をとる。
次に磨き方です。
- 強く磨きすぎると、歯茎が抵抗して厚みを持ってくる。力加減は、毛先が動くくらいでよい。歯垢はそれで落ちる。強さではなく、こする回数。毛先が開いたら、強い。(上の写真の、右ページ左上)
- 歯の表面は硬いが、根っこは柔らかい。強く磨きすぎると、自分で歯を削ることになる。(右上)
- 汚れがついたままにすると虫歯になる。大人に多い。詰め物も周りが危ない。(右中)
- 内側に、歯垢が固まると歯石になる。歯医者で定期的にとってもらう。(左下)
前半、東洋医学的には、舌苔は取らなくてよいと言っていましたが、、、
- (歯科衛生的には)苔は見た後でとって結構。普通の歯ブラシで舌をこすると傷つけるので、専用のものを使う。
- 奥から前に掻き出す。普通の歯ブラシで上下させたりしないように。
- 苔は口臭の原因。
前半でも、細菌が繁殖すると言ってましたしね。
このタイミング、丁度、光畑さんはOHP、スクリーンの片付けで部屋にいなかったのですが、ひょっとして言うタイミングを計っていたいたかな(苦)
- 苔は、舌を動かさないと付く。筋肉なので、動かすことが大事。
- 何も食べなくてもつく(寝たきりで、点滴で栄養をとっている人も、舌に苔がつく)。食べるとむしろ擦れてとれる。
- 口腔が乾燥しているとつきやすい。年齢と共に唾液が出にくくなるので、マッサージで口の中を潤す。
ここで、実際に唾液線マッサージをしてみます。
- 両手を頬に当て、エラを抑えるようにして、親指で耳の後ろをグリグリする。
- そこから、エラの下を、親指で押しながら、顎先に向かう。
- 顎の裏から、舌を押し上げる。舌下管(ぜっかかん)と言う。
確かに唾液が湧いてきます。続いて、舌の運動。筋肉ですからエクササイズしないといけませんね。
- 舌は口の中で大きく回す。反対にも回す。出したり引っ込めたり。
- 乾燥気味と感じたら、口内を潤し、舌を動かす。
口内炎について、
- 口内炎にこれと言う原因はない。胃腸の具合、噛んでしまった場合など。新陳代謝で2、3週間で治る。
- 治らなければ、口腔外科、耳鼻咽頭科に行くこと。
- 癌かどうかは、しこりがあるかどうか。白く筋ができる。舌の内側(裏側)も見る。舌の横を触ればわかる。
ここで、配布資料のセルフチェックをしてみます。東京都福祉保健局のサイトにありました。
私は”ちょっと問題あり”でした。
そして「満足度をあげるための7か条」と言うものがあり。
- かかりつけ歯科を持ちましょう。
- 年に1回は歯科医院で定期健診を受けましょう。(歯周病の進行は自分でわからない。自分に見えない虫歯もある)
- 専門家による歯磨き指導を受けましょう。(自分のクセがあるので)
- 歯間清掃器具(デンタルフロス、歯間ブラシ)を使いましょう。(歯周病は歯と歯の間から。自分の歯の隙間のサイズに合ったものを。分からなければ歯医者で聞く。フロスで隙間が広がることはない。スースーするのは汚れが取れた証拠)
- 週に1回はお口の中を観察しましょう。
- ゆっくりよく噛み、味わって食事をしましょう。(よく噛むと唾液が出る。舌の表面はひだ状で、唾液と混じって、ひだの底で味を感じるので、唾液が多いと味をよく感じる)
- タバコを吸っている人は、禁煙支援・禁煙治療を受けましょう。(血流が悪くなるので、歯周病になっても歯茎が腫れない。前半で話があったように、身体が戦うところまで来ないので、燻されて、口内が乾燥する)
そう言う説明があった訳ではないのですが、歯科衛生的に、唾液がたくさん出るといいのは、乾燥しないようにと言うのは間接的で、直接的には、舌苔から細菌が繁殖するの防ぐ、細菌の塊である歯垢をつけない、唾液酵素(アミラーゼ)をいつもふくんでおけると言うことですかね。
そして、
- 防災袋には歯ブラシを入れましょう。阪神淡路、東日本の時、必要物資のリストに歯ブラシが書かれた。数日ならともかく、1週間くらい経つと、歯ブラシが必要なことがわかる。
- (災害つながりの話)震度6以上で区内に、救護所が設置される。
- (歯の話に戻って)7/17に講演会がある。
- (おおた区民大学の別コースで詳細を聞いた)「おおた健康プロジェクト」の4つのアクション+健診、そして、名称募集中。
でプレゼンが終わりました。
QAでは、こちらも、自分の症状を話して、「歯医者さんに聞いてもらわないと・・・」と講師を困らせていましたが、一般的なものだけ書き出すと、
- 歯ブラシの硬さは?”普通”でよい。腫れていたら”柔らかめ”を。”固め”は歯と歯茎を傷つける。そして、肢の部分は弾力が必要。コシがなくなったら替え時。汚れ落ちが違う。
- 電動歯ブラシって?当てるだけだし、短時間で満遍なく磨ける。パッケージに書かれた使用法で。
- 歯ブラシの使い方は?歯の面に対して垂直に優しく当てる。裏はもっと優しく。歯の裏側は窪みなので、押し付けると、歯ブラシを動かしても、毛先は窪みにはまって動いていない。
- 何分ぐらい?自分(講師)が完璧にやろうとすると40分かかる(驚きの声)。あっさりなら5分、丁寧なら10分、夜だけは、時間に余裕を持って、鏡を見ながら丁寧に磨くとか。まずは、自分でどれくらいかかるかを測ってみる。
- 磨き過ぎで歯は薄くなるのか?エナメル質がとれることはないが、傷がつく。
- ブクブクするやつは?殺菌作用があるので良いが、アルコールフリーのものを。アルコールで口が乾燥しないよう。
- ホワイトニンングをしたい。歯医者で磨いてもらうだけでも茶渋ぐらいはとれる。自分(講師)も4ヶ月に1回、歯医者で磨いてもらう。
私は、そんなにマメに歯磨きをせず、奥さんによく怒られているのですが(苦)、
一応、歯磨きモチベーションが上がりました。
磨き方も、専門家に言われると、頭に入りますしね。
それにしても、前半の東洋医学の、虚実、寒熱は、やはり興味深いですね。
今の私にとって、病とは、メンタル的に感じることが多く、「津液が上がってくる」「気が滞る」などの表現が、むしろ実感としてしっくりくるんですよね。
講座が終わった後、光畑さんが受講者に捕まっていたので、オススメを聞くことができませんでしたが、分かり易そうな東洋医学の本をamazonで物色中です。(週末は、ラゾーナ川崎の大きい丸善に探しに行こうかな)
今週木曜日の第3回は、現代栄養学と薬膳なので、こちらも楽しみです。
なお、休憩時間、講座が終わってから、何名かの第2回受講者が、区役所の方に対して、
第1回を落選したので、資料だけもらえないか?
第3回を落選したけど、来週空きはないのか?
と聞いていましたので、
通しで4回当選(もうひとつの講座も3回全部当選)した私は、なんか枠がある訳でなく、単に運がよかったのかな???
おかしいな、どう振り返っても運の悪い人生なんだが。
その見返りが、これだったら安く上がっているような(笑)
ではでは
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