池上優游涵泳

「料理と散歩と仕事で海外」「ベトナム生活あらかると」改め、「池上優游涵泳」として日々を綴っています。

佐賀旅行(1)虹の松原

2019-04-06 12:32:33 | 遠足・旅行

さて、二泊三日で佐賀を旅行してきました。

厳密には、JALで福岡空港往復でしたし、太宰府、福岡城址(舞鶴公園)も行きましたので、佐賀・福岡旅行なのですが、きっかけは佐賀なので、佐賀旅行と銘打たせていただきます。

行き先は、唐津、佐賀、吉野ヶ里、福岡で、今のところ、6回に分けて、逐次アップしていきたいと思います。

(合間合間に、近所の花見や料理などの別ネタも随時アップするつもりなので)

さて、初回ですが、唐津の鏡山から見た虹の松原です。

唐津へは、JALの福岡行きの始発便、6:15発に乗るべく、

池上線の始発、蒲田から京急蒲田にダッシュして、京急蒲田から羽田への始発便に乗って、ギリギリとまでは行かないものの、まあなんとか。

超久しぶりの日本国内線でした。

国際線だと二時間前にチェックインするとか、手荷物にできるかできないか悩んだり、ベトナム国内線だと、時間通りには決して飛ばないし、チェックインも手荷物検査も列に並べない人で大混雑とか、いろいろ気を使うとか、ストレスフルですが、

日本の国内線って、、、楽ですね。

乗客が揃わず(ほんとこういう人は置いていけばいいのに、と海外ではいつも思っていました)、20分遅れで福岡に到着し(フライト時間は一時間半程度)、想定していたのから一本遅い唐津行きへの電車に乗ることになりました。

福岡空港から唐津へは、地下鉄がJR筑肥線に乗り入れているので、乗り換えなしで行けます。

雰囲気としては、東武東上線みたい。

地下鉄の端が姪浜という駅で、さしずめ和光、唐津は川越、とかつらつら考えつつ、車窓からの景色を眺める唐津への一時間ちょっと。

駅名にはほとんど馴染みがありません。滋賀、京都、大阪あたりなら、戦国時代マニアとしては、武将の名前や、戦の場所などに知識がリンクするのですけどね。九州も全く知らないこともないのですが、随分知識の深さに差があります。

地下鉄から上に出ると、景色はどんどん田舎に、失礼、のどかになっていきます。

波多江手前の土手で桜が満開だったり、福吉の手前が一面菜の花だったり、単線なのかな、駅で停車した時に顔を合わせる(すれ違う)電車が、銀色の車体に、顔とドアが赤くてキュートだったり、

旅は、目的地は確かにあるのですが、電車やバスで移動中ののんびり感がいいです。

さて、最初の目的地ですが、唐津までは行かず、手前の虹の松原駅で降ります。

鏡山という山があり、そこの展望台から、虹の松原を見るためです。

虹の松原」とは、「唐津湾沿いに、虹の弧のように連なる松原。唐津藩初代藩主、寺沢志摩守広高が、防風・防潮林として植林したのが始まりで、全長約4.5km、幅約500mにわたって続く松は、約100万本と言われています。今では、三保の松原、気比の松原とともに日本三大松原の一つに数えられ、国の特別 名勝に指定されています。」

しばらく手前から、車窓に海が見え、これから登る「鏡山」が見え、気持ちが盛り上がってきます。

虹の松原駅は、それはそれは小さい駅なのですが、

Suicaに対応しています。もとい、九州では「Sugoca」ですね。

他に、JR九州ではない「nimoca」というのもありました。

唐津でバスに乗る時、バスターミナルやバス内で”推し”ていたのはnimocaの方でしたね。

チャージは現金からですが(チャージ機がバスターミナルにありました)、ICカード割引があるようです。

なお、Suicaで支払った時、ICカード割引はなく、切符の値段と一緒でした。

東京で、切符なら140円だけど、Suicaなら133円みたいのが、Suicaには適用されませんでしたね。

Suicaで東急や営団に乗っても割引があるのに、JR東日本のICカードで、JR九州は割り引かないのか、と疑問が残りました。

当然、翌日乗った昭和バスは、車内広告で”5%割引”を謳っていましたが、Suicaで割引はありませんでしたね。

さて、タッチアンドゴーで駅をすり抜け、鏡山に向かいます。

登山口へは、ちょっと距離があり、ネットでいろいろ調べたのですが(Google Mapなどでも)、イマイチ場所、距離感、そして展望台までの時間もはっきりつかめなかったので、

唐津観光協会」さんに事前にメールして質問したところ、親切に、丁寧な返信(Google Mapのリンク付き)をいただき、安心して登山口に向かうことができました。唐津観光協会の担当者さん、ありがとうございました。

展望台・登山口は東西に2箇所あるのですが、東の「ひれふり展望台」に向かいます。(↓駅の方から見る鏡山)

その「ひれふり展望台」へは、「虹の階段」というのがあり、それを登っていく予定です。

(ちなみに、車道もあって、15分で行けます(苦))

駅からは、国道202号線のバイパスに出て、東へ1キロ弱歩くと、

登山口(階段の登り口)ありました。(駅からは15〜20分くらい)

にしても「1,278段」ですって。

「毎日10km歩いて、健脚の方だと思います。」と観光協会の方には強気な発言をしましたが、さてどうでしょうか。

いざ。

結構、急です。

途中(下の方では)、車道を横切るのですが、なんかイラッとしてきます。

おおっ、結構登ったな、と思ったのは大きな勘違いで、二割くらいの地点。

黙々と登ります。

振り向くと、結構登ってきたな、と思うのですが、これでも半分くらいか。

まだまだ登ります。もうしんどいです。

後ろが開けて、太ももの疲労が、ちょっと癒されます。

が、現実は厳しいく、もう後ろは見ずに、展望台を一途に目指します。

そして、25分間、休まず(休むとむしろ辛くなるので)黙々と登って、

この景色が待っていました。

すごい。。。

あと、松林が深っ!

左手が唐津市内ですね、唐津城もちっちゃく見えます。

砂浜のカーブが綺麗で、さすが”日本三大松原”のひとつ。

それにしても、天気にも恵まれましたが、海(玄界灘)が美しいですね。

一息ついて、

ここは、目指した「ひれふり展望台」ではない、”名のない”展望台であることに気がつきました。

「ひれふり展望台」は右手の方へ少し行くとあるようです。

その前に、佐用姫神社にお参りします。

なんだか、色恋の伝説のようです。それはそれで結構ですが、こういうのは、、、

なお、この佐賀旅行で、ちょいちょい、真面目なのかふざけているのか、田舎ならではの微妙な感覚に遭遇します。

それはそれで、旅の醍醐味なんですけどね。

で、「ひれふり展望台」へ。

ちなみに”ひれふり”の由来は、佐用姫が領巾を振り名残を惜しんだことから、「領巾振山(ひれふりやま)と鏡山が呼ばれていた、と。(鏡山をそう呼んだのか、領巾振山がいつから鏡山になったのか?)

こちらからの方が、ちょっと高いところから、東西、開けて見えますね。

(パノラマに撮りたかったのですが、なんか上手く撮れなかった。。。)

続いて、車で楽に登ってこられる方々のための駐車場の方にある、鏡山神社へ(歩いてちょっと)

(駐車場真前にある)

そして、これは何でしょうか。。。

「?鐘をならすたびに、おかげ様の心。愛をよび?める運の強さ 佐用姫様の力が皆様に宿ります すべての人に幸あれ 愛しとーと❤️岩本初恵」と刻まれていますな。。。

まあ、これはさておき、美しい景色を満喫しましたので、下山し、唐津市内に向かうことにします。

なお、こちらも桜が満開のようです。

九州は南とはいえ、東京からはむしろ、西だからか、今年の開花日は東京と一緒でした。

東北は4月5日(@福島)に、ようやっとでしたね。

なお、別の登山道から降りようかとも思いましたが、どこに出るのか(そこから虹の松原駅にたどり着けるか)も不安だったので、登ってきた「虹の階段」を降ります。

降りるのは降りるで、注意が必要ですし、疲れるのですが、無事降りて、駅に戻る時

唐津方面の電車が目の前の踏切を。。。

計画を立てた時と、ダイヤが変わっていますね、4月1日を超えて。

駅で、時刻表見たら、変わっていました。駅探で、ちゃんと日にちを指定して検索したのに、ダイヤ改定の情報は反映されないものなのかな。

仕方なく、30分くらい、こういう駅で待つことになり、

次来た電車で唐津へ、タッチアンドゴー。

次回は、唐津市内で、唐津城、曳山展示場などを紹介します。

ではでは。

 

 

 

 



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