カッパの女房

縁あってASDのカッパさんの嫁になりました。
カッパさんの飼い主・・・いや嫁として日々修行中です。

カッパさん家の猫

2011-04-10 09:20:54 | 非現実なお話
カッパさんの実家に

まーこ

と言うキジトラのニャンコがいた。

過去形なのは

もう死んじゃったから。

このまーこというニャンコは

なんと、びっくり

25歳まで生きたのだ!!!

まーこが小さい頃の写真があったが

一緒にうつっているカッパさんは

どうみても小学生か中学生だった。

まーこはカッパさんの実家にとっては

本当に福を招く猫だったらしい。

まーこは野良だったのだが

餌付けしているうちに

カッパさんの家にすみついたそうだ。

そのころから

商売が右肩上がりになり

一財を築いたらしい(?)

カッパさんの父ちゃんが

膵臓がんになった頃

母ちゃんが野菜スープを

父ちゃんのために作っていたらしいが

それをまーこも飲んでいたようだ。

それが長生きに効果があったのかもしれない。


まーこが死んでしばらくして

カッパさんは夢を見た。

若い頃のまーこが出てきたらしい。

こんなカッパさんにも

一応あいさつしてくれたんだね。

野良で気がきつくて

一度も腕に抱かせてくれなかったらしい。

家族の誰もよせつけず

孤高の女王であったまーこ。

でもカッパさんの家族には

十分すぎる恩恵を与えたようです。
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パワースポット

2011-01-05 10:41:36 | 非現実なお話
今、パワースポットって流行ってますよね。

でも、実際のところどうなんだろ。

そこに行けば何がどうなるのか?

具体的に教えて欲しいものです。

そんな否定的なものいいをしてますが、

パワースポットって言う言葉が

一般的になるまえに

けっこう神社めぐりをしていたクチです。

もちろんパワーをもらいに・・・(笑)

かれこれ20年ほど前でしょうか?

奈良の天川神社(天川弁才天?)が

すごいミステリアスな力を持つ神社だと

話題になりました。

日帰りで十分いける距離なので

ミーハーの私も出向いてみました。

もちろん不思議体験を求めてね。

まあ交通の便の悪いこと。

バスも1日に数本だけ。

片道でも3~4時間くらいかかったような気がします。

で、当の神社はと言うと

霊感のない私にはよくわかりませんでした。

おもったより境内は小さくて

閑散としております。

バスの時間が来るまで、けっこうヒマを

持て余しました。

ただ、物見遊山で行く場所ではないですね。

神聖な・・・と言うより、畏怖の念?

何か大きな力が潜んでいる、と言う感じでした。

そんな怖ろしいイメージがあるので

何の覚悟もない私みたいな世俗的な小者が

足を踏み入れてはいけない気がしました。


こちらから別の神社のお話。

漫画家の美内すずえ先生の描かれた「アマテラス」と言う

作品の中に

大神神社が出てきました。

これも奈良です。

ここにも興味を持ち、早速行ってみました。

15,6年ほど前のことです。

大神神社は私をとっても歓迎してくれたような

気がしました。

境内も広いし、摂社の狭井神社に通じる道もいい感じです。

ほんとうにすがすがしい聖域です。

こちらの神社はなるべく年に一度はお参りするよう

心がけています。

その大神神社も、近年パワースポットと言う呼び名で

人気が高まったようですが、

確かに私も癒されております。



ただ、興味本位で参った神社やお寺に

「ねぇねぇ、神さまぁ~癒してちょうだ~い。
 
 ほんでもって、色んなお願い叶えてほし~の」

と一方的にお願いするのは

いかがなものか?と思います。

なので私は初めて参る場所では

あいさつするだけにとどめています。



私は自分の中で神社やお寺の付き合い方を

決めています。

まず、無心で通う。

自分をお迎えして下さったことに感謝する。

境内のゴミを拾ったり、

お守りを買うなど、

敬意を形に表す。

そんなこんなである程度、通ってから

いよいよ穢れを祓ってもらう、

って言うような段階を踏んでいます。

誰だって初対面の人から

「ねえねえ、おごってくんない?」

なんて言われたら

ものすごく不快に思いますものね。

神様仏様も人に近い、って思えば

おのずと接し方もわかってきますもんね。

ちなみに私が気合を入れて神社やお寺を参詣するときは

(お願いごとがあるときです、はい。

願いごとの内容により、その方面に得意な神様

 を選びます)

5円玉(ケチだな)を20枚くらい持って

境内の全ての賽銭箱に奉納するようにしてます。

もちろん、神社やお寺の作法は知ってる範囲で行ないます。

ダメ押しで絵馬か護摩木にお願いごとを書いたりもします。

めったに気合を入れて参ることはないですけどね。

でも、ここだけの話ですが

この方法はけっこうご利益があります。



話は変わって、

ごく初歩的なことですが、

神社やお寺など聖域とされる場所には

人との相性と言うものがあると思っていますので

私は居心地の良し悪しで判断しています。

以前はイマイチだったけど、

今日は気持ち良く感じるってときもあるので、

第一印象で決めないようにもしています。

人間にもとっつき易い人、気難しい人、人見知りする人

がいるように神社・仏閣にも独特のカラーが

あるのではないでしょうか?

神社やお寺にお参りする行為は

“お願いすること”が目的ではないと思うので

『聖なる空間をともに過ごさせてください』

と言う、おゆるし乞う謙虚な気持ちを

持つようにしています。

神様仏様のお家にお邪魔するのですから

当然といえば当然ですね。


こんな感じで自分だけのルールを作ると

神社やお寺だけでなく

いろんな場所に対しても

より深く楽しむことができると思います。


今度は公衆トイレでのルールを

作ってみようかな・・・。

こちらも神様がいるみたいなので。
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幽霊マンション!?

2010-12-12 10:14:59 | 非現実なお話
季節はずれですみません・・・。

冬になると思い出すのが、

5年前に住んでいたマンションです。

工業地帯に建っているせいか、空気はすごく悪い。

マンションの前は主要道路が走っています。

スーパーは自転車で15分。近くにコンビニなし。

しごく不便な場所でした。

なんでそんなとこに住んだのか・・・?

それはカッパさんの実家が近くて

当時マイカーを持っていなかった私達夫婦は

いつでも車が借りられるという利便性だけを重視して

決めてしまったのです。

最初は駅前付近で賃貸マンションを物色していました。

不動産屋の兄さんは、たぶんにもれず非常に気さくな人で

嫌な顔ひとつせず次々と物件を案内してくれました。

そのうち、ふと

「みなさん信じないんですけど、僕、霊感があって

 そんな気配のある部屋には怖くて入れないんです」

と言いました。

私が

「じゃあ、おたくが部屋に入らないときはそう言う物件って

 ことですね?」と聞くと、

「そういうことですね」と苦笑いしながら答えました。

さて、問題のマンションです。

そこはカッパさんが実家が近いから

「見てみたい」と押してきたのです。

案内されたのは5階の503号質。

でも503号室は道路に面していて、騒音がうるさそう。

反対側の501号質は静かな住宅地に面しています。

日当たりも問題なさそう。

なぜか501号室も空いているのに勧めない。

「こっちも部屋見てもいいですか?」と聞くと

あ、いいですよと、慌てて鍵をオーナーに借りに行く。

不審に思いながらもその501号室に入りました。

不動産屋の兄さんは、少し躊躇したものの

すぐに部屋に入りました。

(なんや、問題ないんやな・・・)と私も胸をなでおろしたのです。

結局いろいろと検討した結果、

その501号室に決めました。

住んでみると静かで特に不満はありませんでした。

でも冬が来て、様子が一変したのです。

結露がひどい!!

おまけに窓だけでなく壁、タンス色んなものがベトベトしてます。

風呂場は毎日掃除しても次の日は黒カビだらけ。

紙製のものは全て波うつ始末。

カーテンもまめに洗わないとカビがすぐ生えます。

『マンションとはこんなもんだろう』

と私達もあきらめていました。

でもやがてカッパさんがノイローゼになり、

私もこのマンションに住むのがイヤでイヤで

たまらなくなったのです。

どうも朝方ウトウトしていると、

布団の周りを誰かが歩き回っている気配がするし・・・。

こんなに住み心地の悪いマンション。

すぐにでも引越ししたかったのです。

しばらくしてカッパさんがマンションの住人と

トラブルを起こし、

そのマンションを追い出されるハメになりました。

やれやれ、さすがカッパさんです。

もともと引越しは考えていたので、

カッパさんの職場に近い隣町へ転居しました。

私としては義父母から離れられるのが

正直うれしかったです。

なにせカッパさんは極度のマザコンですからね。

両親もカッパさんと子離れできてない状態ですし。

でもね、これを機会に親離れ子離れしてくれるかと期待しました。

甘かったです。

引越ししてからも義父母は、以前よりもさらに頻繁に

会いに来てくれましたとさ。チャンチャン。
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