なぜこうも『子なし主婦』の肩身は狭いのだろうか?
近所でママ友のグループがいれば
なるべく目立たないようにコソコソ通り過ぎる。
ゴミ捨て場にゴミを捨てに行くときもしかり。
明らかにゴミを捨てる人がいれば
あいさつはするが
ママ友が他にいればスルーされる。
かと言って眉間にしわを寄せて不機嫌な顔もできない。
仏のような曖昧な笑みを浮かべて立ち去るのみ。
これらどうでもいい状況が
子なしの我々にとっては非常に苦痛なのだ。
何も悪いことをしていないのに
自分だけが差別を受けているように感じる。
いったい何者なのだ、わたしは?
女性であり、アラフィフであり、主婦であり
一応仕事も持っている。
しかし母ではない。
それだけで色んな交友関係が断たれているような気がする。
そして不思議と、私の周りに子なし主婦が3人もいるのに
彼女たちとの距離が近づくことがない。
もっと遊んだり悩みをぶつけあったりできるかと思ったが
そうではなかった。
独身のときと違って、旦那の縛りが増えたのか?
なんとなく誰かに気を遣っているような気がする。
そして独身の友人ときたら、
バサリと音信が途絶えた。
メールを送っても1週間後に返信がある。
あきらかに嫌われているじゃねーーーか!!!
「あなた。私を見捨てた上に、上から目線でもの言うでしょ?
だからもう付き合いたくないの!」
って言われているようだ・・・。
なんか宙ぶらりんの状態。
では友人はいないのか?と聞かれるとそうではない。
まず高校時代からの友人イザベラちゃん。彼女は高校生の子どもが2人いる。
会社の同期でよく遊んだノッコちゃん。
アロマテラピー教室で仲良くなったキリちゃん。
たまーーーに酒を飲む元後輩のチアキちゃん。
いやいやたくさんいるじゃねーーーか?
と自分でもツッコミを入れてしまった。
ノッコちゃんとキリちゃんは独身だが
とくに卑屈になることもなく、屈託なく遊べる。
チアキちゃんは家もチャリ15分の距離で子なし主婦だが
1年に1度くらい一緒に飲む。すごい飲む。
しかし、ハァ~
朝、ゴミを捨てるときのやるせなさ・・・。
早くママたちの子どもの手が離れ
いい感じで割烹着が似合う年くらいになれば
私も仲間に入れるかも知れない・・・
いつかね・・・。