連休明けたら急に寒くなってきたよ。
半袖のTシャツで外に出たら、異邦人のようだった。
すっごく寒かったけど、
「あらーー涼しくて気持ちのいい気候ね」と言う空気を漂わせて
買い物を済ませた。
でもスーパーの中に早くもダウンジャケットを着ているおばさんがいて、
すれ違ったときのお互いの気まずさ・・・。
ま、今の季節ならでは、だよね!!
さて話はガラリと変わりますが、
アメリカ人が書く小説とかに
「妻のメアリーはテキパキと航空券の手配とホテルの予約を取ってくれた」
とか
「僕は自分の着替えと車のキーを持って出るだけ」
とか
「乾燥機の具合が悪かったが、メアリーが修理工を呼んで、
いつのまにか直してくれていた」
みたいな記述があったりする。
いかにも優秀な妻だとアピールしている。
でもね、日本人の私たちから言わせると
あたりまえじゃん!
第一ね、
旦那に旅館の予約なんかさ、まかせられねーよ!!
安かろう悪かろうの民宿をおさえるのなんざ、お見通しなんだよ。
私の友人はね旦那に宿をまかせたら
ドアが壊れて鍵のかからない部屋だったり、
朝食が会議室みたいな机で、みんな壁を向いて食べたりと
トンデモな民宿だったらしいんだよ!!
あと、旅行の用意ね。
カッパさんにはできない芸当だね。
すべて私が着替えをパッキング。
着ていく服も当日に決められなくて
キレ気味で私に頼ってくる。
ここで私がコーディネートするのは
見栄えのいい服ではなく
カッパが納得する服だ。
なので、センスのかけらもないスタイルに仕上がるが
それは私の責任ではない。
カッパが袖を通すかどうかが命題なのだ。
時には柄+柄になるときもある。
ミドリとオレンジの組み合わせも過去にある。目がチカチカしたわ。
でも私が折れないと一歩も進まないのでやむを得ない。
どうにかこうにかチンドン屋仕様のカッパさんを
せき立てて家を出る。
このときボストンバッグとお茶やお菓子を持って出るのは私だ。
カッパは車のキーですら、忘れて家を出る始末。
もちろん免許証も携帯電話も持たず、だ。
ほんとにバカ。
何度、しつけしてもダメ。
いつも身ひとつで家を出る。
だからカッパさんはカギも携帯も持たずに一人で出かけ、
私の帰宅を家の前で待っていることもある。
どう見ても不審者だ。
そして「遅いな!!」とキレる。
アメリカ人のロバートさんだかスミスさんだか、
知りませんが
日本の男ってこんなもんだ。
そして奴らは妻が色んな雑用やらをテキパキするのは
当然だと、
そして自分の世話をするのも
当然だと思ってやがる。
だから妻を自慢したりはしないんだ、男はね。
いやむしろ欠点を見つけては
周囲に吹聴する。
ひどい嫁だってね。
「最近メシ作ってもらってない」などと抜かすヤツ、
テメエが給料を家に入れないから
嫁が昼も夜もパートに出てんだよ。
それをキチンと説明してから
「最近メシ作ってもらってない」って言いやがれ!
え?なんか感情的になってきたな・・・。
とにかく何が言いたいかと言うと
日本人はパートナーを誉めない、
っつうことだな。
これはいかんよ。
当たり前のことをしてても
「よくやってくれている」って誉めなきゃだめだよ。
嫌味に聞こえるくらいに誉めてちょうどいいと思う。
カッパさんなんかだと、
「へぇーー独りでお着替えしてるの?偉いね~」
とか
「五本指の靴下、上手に履けたね~」
とか、
(悲しいくらい家事をやってくれないから、誉めるところがない)
もう私は、『介護が必要な人』と言う観点から見て誉めている。
普通だと嫌味に聞こえるはずなのに、
カッパさんは誉められて有頂天だ。
自分がすごい偉大な人間だと思っている。
でもねカッパさんは私をこれっぽっちも誉めない。
まったく誉めてくれない。
誉めると損だと思っている。
こんな奴にこっちがいくら誉めても、誉め損ではないか?
やっぱり日本人男性は欧米のように女性を誉めたりしないのか?
このままじゃ日本はダメになる。
お互いが誉めない社会になる。
これは深刻だよ。
絶対に「ほめること」を学校の必修科目にしなきゃダメだよ。
なんなら教科書作ってやってもいい。
私なりの個人の視点でね。すごく偏った内容になるけどね。
ま、叩き台として作ってやるわ・・・。
うん、うん、これはいける・・・。
もしかして金になるかも、だ。
さいなら。