カッパの女房

縁あってASDのカッパさんの嫁になりました。
カッパさんの飼い主・・・いや嫁として日々修行中です。

乳がん検診受けてみた

2014-10-29 11:47:39 | 日常のあれこれ


マンモグラフィー、そう、

受診した女子全てが泣き叫ぶと言う、あのマンモを

はじめて経験した。

この日はカレンダーに印を付けていて

びくびくしながら毎日を過ごしてきた。

いざ、乳がん検診の日。

どういうわけかカッパさんまで浮き足だっている。

「僕はいつ乳がん検診受けるの~?」と

訳のわからんことをほざいている。



さて保健センターに到着。

受付には意外に高齢の人が多い。

まず、ドウターの触診からだ。

50歳すぎの物腰のやさしい男性医師。

私の気持ちをほぐそうとしながら触診してくれる。

この場合、どんな表情をすればいいのだろう?

目を見開いているのは変だよね。

眉間にシワを寄せるのも失礼だし、

恍惚の表情はあるまじき行為だわ。絶対にやってはいけない!!!

そこで、なるべく菩薩の笑みを意識した。

無我・・・。無我の境地・・・。

はんにゃ~はらみたじ・・・。


こんなときに『やっててよかった』と思うこと。

脇の永久脱毛。

触診では脇もなでる。

毛があったら邪魔だろうな・・・。

でも、8×4してくるの忘れた。


そしていよいよマンモ。

猫バスならぬマンモバスと言うものに乗る。

狭いスペースで服を脱ぎ、順番を待つ。

バスのエンジンのような音を聞きながら、

不安と戦いながら待つ。


やがて年齢不詳のメガネにツインテールの看護師(?)が

マンモ室に招きいれた。

始めてで震えている私にやさしく語りかけながら、

胸をひっぱり板に挟んだ。

機械が作動すると、じゃばらの板が限界まで胸をはさむ!

縦にはさむ!!

これは痛い!!

ぎゃーーーーっっ!!!

と心の中で叫んだ。叫んだよ。ああ叫んだね。


でも終わった・・・。つらい検診は終わった・・・。

よろよろしながら帰宅した。


カッパさんが

「ねぇねぇどんなだったーー♪」と嬉しそうに聞いて来た。

どんなの、どんなの?としつこくねだるので、

とりあえず触診の真似事をカッパにしてやった。

カッパさんの乳房を医者がやったように擦ってやると

「やめてーーー」と手をはらいのけた。

やれと言うからいやいや触診してやったのに・・・。

さてマンモの痛さ体感するのには何が必要かな・・・と

分厚いカタログを集めていると

「フクちゃん、もういいわ。十分わかった」

とカッパさんが言い出した。

何がわかったじゃーーー。

マンモの痛みを全然わかっとらんわーーー。

「どうせ僕、来年受診するし。」

ばかたれーーー。

オトコに乳がん検診なんてないわーーー。



そんなこんなで

無事マンモ検診は終わった。

結果は2,3週間後に郵送だってさ。

まだドキドキは続く・・・。



コメント
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