朝晩すこし涼しくなり、ようやく秋の気配を感じる今日このごろ。
季節の変わり目は体調を崩しやすいので注意してね。
ほら、早速カッパさんは風邪気味です。
そんなゆるーい書き出しで始まったけど、
そろそろ本題に入るね。
ま、ちょっとした愚痴?みたいなことなので軽く流してね。
常々思っていたことだけどね、
みんながみんな、正社員になりたいわけじゃない。
大多数の人は、自分の意思で非正規雇用で働いていると思う。
家庭を持っている女性はなおさらだ。
正社員になれば優先順位は仕事になる。
家庭は二の次。
仕事上で何かトラブルが発生すれば残業しなきゃいけない。
後輩の指導。
会社への貢献。(利益を上げたり、コスト削減したり)
会社での仕事以外の活動。(組合活動とかリクレーション委員とか)
取引先の接待。
飲み会や歓送迎会の幹事。
まだまだいっぱいある。
それら込みでの正社員だ。
私の友人は長年銀行に勤めていたが、
母親が病気になり看病のために退職した。
1年後、派遣社員として銀行に復帰した。
派遣社員として働いて20年になる。結婚はしていない。
正社員に戻りたいとは一度も思わなかったそうだ。
ふーん、そんなもんかねぇ。
私も転職を繰り返したあと、
カッパさんと結婚するまでしばらく非正規で働いた。
私の場合、結婚しないと将来が不安なので、
絶対に結婚してやるっ!!と言う強い意思のもと、
退路を断つつもりで非正規を選んだのだ。
非正規で働いていた会社は居心地がよかった。
しかし、若い女性が次々と結婚していく。
いつのまにか「非正規の中じゃ私、独身最年長じゃね?」
とあせりだした。
その時、郵便局に勤める彼にロックオンしていたのだが、
「結婚に興味ない」「このままでいい」と言われた。
見事に撃沈。
時間を返せーー!!って思ったね。
でも、ほどなくして現れたカッパさんとほどなく結婚した。
将来の不安をなくすための結婚が、
カッパさんと結婚して将来不安だらけだ・・・。
人生ってこんなもんだ。ハハ。
でも、あの時結婚していなかったら、今でも私は非正規で働いていると思う。
派遣の友人と花屋でパート勤めの友人と遊んでいたと思う。
それはそれで幸せだろうな。
いや、そっちの方が毎日楽しいかもだ。
だって非正規って居心地いいんだもん!
私は非正規で働くことが、そんなにみじめなことだと思っていない。
ライフスタイルは人それぞれ。
現に非正規の友人たちと遊んでいるときは、
何の悩みもなく充実した日々を送っていた。
企業よ!政治家よ!この状況をなんとかしてくれ!なんて思わなかった。
でも、やっぱり正社員で働きたい人はいるよね。
例えばシングルマザーとか。
家族を介護しながら仕事をしている人にとっては、
福利厚生がきちんと整った正社員の方が安心だ。
そのあたりは政治家さんがしっかり仕事してほしいと切に願う。