事件です。事件が起こりました。
先日の日曜のことです。
フクママが伯母さんと従妹のYちゃんとの食事会を
うちの近所の店で開くと言うので、
私とカッパさんも参加させてもらうことになりました。
そのときフクママが、帰りは伯母さんの暮らしているK町まで、
カッパさんの車で送ってあげてほしいとお願いされました。
しかし一口くらいはビールが飲みたいカッパさんです。
車で送ることだけは丁重にお断りして、
フクママも納得してくれました。
約束は6時でしたが、フクママから連絡があり
急きょお店が変更になったとのこと。
お店は家から5kmほど離れたところになりました。
さすがに徒歩や自転車では行けず、
カッパさんもしぶしぶ車を出すことにしました。
これでK町まで伯母さんたちを送ることができます。
ところが店に着くと、人数が増えています。
どうやらYちゃんが高校時代の友人を誘ったようです。
見知らぬ人がいる親族の集まり。
ま、これはこれでアリなのかも知れません。
さて食事が済み、配車が悩ましいとこです。
普通乗用車なので5人乗りです。
伯母さんたちは来た時と同じようにタクシーを呼ぶとのこと。
でも、連休中です。なかなか来ないでしょう。
おまけに食事代はYちゃんが支払ってくれました。
K町はお店から車で7、8分ほどです。
なので、私とフクママは残り、
伯母さん、Yちゃん、友人の3人を先に送ることにしました。
カッパさんは携帯を持っていないので心配でしたが、
私は「ここで待っとくから」と言って、車を見送りました。
そしてフクママと私は店にもどってコーヒーを飲んで待つことにしました。
30分、1時間待ってもカッパさんは戻ってきません。
もしかしたら行き違いになったか、と思い自宅へ電話するも、
人の気配なし。
なんどか店の外に出て、車を探しましたが、見当たりません。
2時間も待つと、店も閉店モードになり居づらくなりました。
仕方なくタクシーを呼んでもらい帰ることにしました。
タクシーは割と早く来て、乗り込んだところに私のスマホに着信。
カッパさんの母ちゃんからです。
もしもし・・・と出たとたんにカッパさんの怒号。
「今、どこやねん!」「何してんねん!」
どうやらカッパさんは私たちがお店の駐車場で待っていると、
思い込んでいた様子。
カッパさんにとって、『ここ』とはお店ではなく、
今立っているピンポイントの経度○○緯度××の場所なのです。
しかし携帯さえあればこんな悲劇は起こらなかったのです。
カッパさんは携帯どころか家の鍵も財布すらも持っていませんでした。
店の駐車場と自宅を何度か往復したカッパさんは、
最後の手段で、店から車で30分以上離れた実家まで行ったのです。
とんだ大冒険です。
さてこの事件で一番悪いのは誰でしょう?
不思議と人によって誰が悪いのかが変わってきます。
その話はこの次に・・・。