カッパの女房

縁あってASDのカッパさんの嫁になりました。
カッパさんの飼い主・・・いや嫁として日々修行中です。

中村哲さんを偲んで

2020-12-04 09:01:45 | 残念な出来事

 

12月4日は中村哲さんの命日だ。

銃撃事件から1年になる。

中村哲さんのことを私はうっすら知っていた。

亡くなってからその偉業に感銘した。

ただ、私は数十年前にパキスタンのペシャワルで働く、

日本人医師の存在は頭に残っていた。

近年に名前を頼りに書籍を調べて、井戸も掘っていることも知っていた。

いつか図書館で本を借りて読んでみようと思っていた。

その矢先の訃報だった。



下の新聞の切り抜きは、私の心に響いたコラムで、

切り取って手帳に長年挟んでいたものだ。



もう何十年前の記事かわからない。

宝物と言っていい。

彼が生存中に授与されなかったことで、

ノーベル平和賞そのものが、嘘くさく思えた。

結局は(授与対象者は)白人・黒人優先かよ!と思ったのは私だけか?

もう少しアジア人にも目を向けて!

あそこまでの偉業を成した人って他にいたか?

2017年は核兵器廃絶国際キャンペーンって言う団体が受賞しているけど、

全然、廃絶してないし!何のムーブメントも起こってないけど!

2020年は国際連合世界食糧計画が受賞。

なんか国連がやるべきことをやったってだけじゃん!

個人の受賞者も、中村哲さんの業績には遠く及ばないわ!

って、みなさんを置いてけぼりにして一人で熱くなってごめんよ。

私が中村哲さんがいかに偉い人かを、

カッパさんに話しても、

カッパさんは全然興味を示さない。

上の空で話を聞いている。

まあ、そんなもんだろう・・・。


中村哲さんはクリスチャンらしいが、

イスラム教にもきちんと寄り添った。

住民のためにモスクも建てたと聞く。

宗教って何だろ?

神って何だろ?

って素朴な疑問だ。

私は無宗教だが、宗教にまつわるイベントは好きだ。

お祭りは楽しい。

お祭りには愛があふれている。

あ、

もしかしたら神は「愛」か?

だとしたら、色んなところに愛がある。

もちろん自分の中にもだ。

万物に神が宿るとされる日本人の考えは間違ってない(かな?)

唯一神とする宗教は、強いリーダーを求める人種が崇拝する。

神様は唯一だと考える方が統率は取れるよね。

上下関係も明確になるしね。

でも、いっぱいいてもいいじゃないって言う日本人の宗教観の方が好き。

イスラム過激派の人たちも、もっと柔軟な考えを持ってほしい。

こんな悲劇はもう二度と起こさないでほしい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする