若い人たちが「源氏物語」を読んだことがないことを
テレビで知り、驚いた。
私は「自分がそうだと、みんなもそうだろう」と思うことが多い。
なので、てっきりみんな読んでいるだろうと思い込んでいた。
そりゃあ読んでなくて当り前だよね。
世の中には面白い漫画や小説が充満している。
みんなが読んでいるであろう本を私は読んでいない。
↑ なんか「私は若いころ源氏物語、読んだけどね・・・今の子は・・」
みたいな小バカにした文章だな。
ちょっとその要素は入っているかもだ。ほんまに私って鼻につくわーー。
私は大和和紀の漫画「あさきゆめみし」を読んで、
「源氏物語」の概要を知った。
それが高校生の時。
興味を持ち、田辺聖子の「新源氏物語」を読んだ。
面白かったので、2,3回読み直したと思う。
それからここ最近(2,3年の間)に、
林真理子の「六条御息所 源氏がたり」
内館牧子の「十二単を着た悪魔」を読んだ。
※「プラダを着た悪魔」を意識したタイトルだ。
上記の2作品は光源氏に対して好意的ではない目線で描かれている。
光源氏によって不遇に処せられた女性側の目線だ。
私が読んだ小説3作品は、源氏物語の本質ではなく、
アレンジしたものだとの識者の解説がある。
どれも正統派の源氏物語ではない。
エンタメ要素がけっこう入っている。
どうせ読むなら原文を忠実に現代語訳したものを勧める人が多い。
が、何から入るかは自由なので読みやすいものを読めば?
って私は思う。
あらためて紫式部はすごいなぁと思う。
こんなに色んな角度から源氏物語を楽しめるのだ。
一粒で二度おいしいどころか、4度も5度もおいしい。
源氏物語は何度かテレビで実写化した。
ただ万人が納得する光源氏っていないよね?って思った。
美しい、妖しい、中性的な感じの俳優が演じていたけども、
セクシーさが足りないんだよね。
セクシーでミステリアスな俳優って中国とか韓国の俳優の方が
ハマるように思う。
日本語できないから無理だけどね・・・。
だから自分なりのイケメンを思い描いて読んだ方がいいのかな。
当時の私はいったい誰をイメージして源氏物語を読んだのか、
まったく思い出せない。
おそらく実在の人物ではなかったように思う。
まあどうでもいい・・・
どうでもいい話だ。
ただ先日テレビで観た新田真剣佑は
私の想像するイメージとめっちゃ近いと思った。
あと王一博(ワン・イーボー)は鉄板だな!!
まさに光源氏。(日本人ではないが)
二人ともピカイチのイケメンだ。
ぜひ、実写版を観てみたいものだ。
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