イラっとしたことがある。
でもこれは誰も悪くない。
でもイラっとした。
最近できたラーメン屋に1人で行った。
知人にすすめられたからだ。
カッパさんを誘ったが乗り気がしないらしく、
私1人でお昼に行った。
開店直後なのに、店には4,5人並んでいる。
そのラーメン屋は入り口で食券を買うシステムなのだ。
私の前に並んでいる女性の番になったとき、
女性が店の外に向って誰かを呼んだ。
どうやら息子2人が外に居たらしい。
その2人の到着を待ち、
あーだこーだ揉めながら食券を買うのに5分はかかったよ。
私の後ろには誰も並んでいなかった。
だからその人達は焦らずゆっくり決めたんだろうね。
うんいいよ。慌てて決めるもんじゃないからね。
でもね、私1人しかいないんだからさ、
「お先にどうぞ」って譲ってもバチは当たらないよ。
そこんとこ気遣いできたらもっとお金持ちになれるよ。
人生うまく行くよ。
などと頭の中でぶつぶつ唱えながら私の番を待った。
やっと順番が回ったときに、私は現金で買うことにした。
しかし食券機の硬貨を入れる穴が細くて一度に入りきらず、
周辺に硬貨をばらまいてしまった。
(最近の精算機は一度にたくさん硬貨入れれるようになっているのに)
全部入れたはずなのに「残り90円」と表示されている。
財布に硬貨がなく、仕方なく1000円札を入れた。
お釣りがジャラジャラ出て来た。
たぶん私はばらまいた硬貨を全て回収できなかったようだ。
しかしもう次の人が並んでいたので、あきらめた。
誰かを恨むとろくなことがないね。
後で気づいた。
その日だけ限定10食の特別のラーメンが販売されているのだ。
前に並んでいた女性は私に順番を譲っていたら、
限定ラーメンにありつけないと危惧したのかも知れない。
(たぶん違うと思うけどね)
まあそんな事情があったらしょうがないなとその女性を許すことにした。
思い起こせば、どうも私は飲食店で並ぶことに関して、
損をしていることが多い気がする。
並ぶと言う苦行に対して期待以上の報酬を求めているのかな。
例えば1人で並んでいたとして(私の経験ではないが)、
ずいぶん後から来た4人組が先に店に通されたりする場合もあるだろう。
ボックス席が先に空いてしまうと店側はそうせざるを得ないのはわかるけどね。
私も店のスタッフなら迷うだろうな。
そして残された1人はその日1日中ムカムカすることだろう。
いや、しない人もいるね。ムカムカするの私だけか。
よくあるのが、自分の前に5,6人ごそっと店に入れて、
その後10分ほど待たされること。
そのとき自分の後ろに誰も並んでいなければ、なんか非常に損した気分になる。
なんだろうね。
私みたいに不公平感にうるさいオバサンは、
「運」に左右されることは苦手なのだ。
だってさ、運が悪いんだもん絶対に!!
とは言え、予約不可のところは並ばなきゃならないし、
1人であっても行きたい店はある。
これは精神修行だと思ってあきらめよう。
もしかしたら、1人だと言うことで優遇される場合も
あるかも知れない。
数名のグループをゴボウ抜きで店に案内されると言う、
そんなランウェイを歩く日を夢見てもいいのではないか。
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