美女の結婚観について

以前、ワイルドストロベリーが大流行した。

なんでもワイスト（勝手に略称）を育てると結婚できるとか・・・

独身女性の間で飛ぶように売れた記憶がある。

奪い合いだったかも・・・。


当時勤めていた職場でも

観葉植物のレンタル会社がワイストの販売をしだした。

女子たちは大騒ぎで飛びついた。

もちろん私もね♪


そのときクールな女子が一人いた。

Ｍ子だ。

「Ｍ子、買わへんの？」と話しかけると

「そんなんで結婚したらいややわーー！」

とバッサリ切り捨てた。

結婚とは自分の意思でするものであって、

出会いがしらとか運命のいたずらとかでしたくないと言うのだ。

「へぇーーーおたくはえろうモテますのんやなーーー」

と心の中で思ったが口には出さなかった。



結婚を自分のタイミングを決められる女子は

きっと男に不自由がしたことがないのだろう。

自分が好きになった男とは

自分次第で結婚できると信じているのだ。


また別の同僚の話。

彼女はＨ子、バツイチ。

３０才の後輩が「結婚したいなー」と言ったらしい。

Ｈ子が「相手はいるの？」と聞くと、いないと答えた。

「じゃあ何で結婚したいの？」と聞くと

何となく～って答えたらしい。

それを聞いたＨ子は激怒して

結婚は甘い考えでするのもではない！

と後輩にトクトクと説いたそうだ。


さて、１０代ならともかく、３０才の女子が

甘い考えで結婚するだろうか？

私なんざ慎重になりすぎて

晩婚で

あげくジョーカー（カッパさんだよ）を引いてしまったのだ。

結婚したいって言ってんだから、応援してあげるべきだろう。

“何となく～”それで結構じゃないか。

野生動物はみな“何となく～”で結婚しておるぞ。

それが本能と言うものだ。




Ｈ子も和風美女で男に不自由したことのないタイプ。

みんながみんな自分の心ひとつで結婚できるわけじゃない。


結婚したい～の裏には、

『まず相手を見つけて、あの手この手で画策して

交際に持ち込んで、あの手この手で画策して

相手が結婚してくれる気になるよう育てる。

そして晴れてプロポーズ』

この公式が隠されとんじゃ、われ！！わかったか！！

××したい～と言うのは

したい、けど出来ないと言う意味。

出来るけどしない、とは雲泥の差だ！真逆と言っていい！


常にそこそこの男が寄ってくる女子は、

“男を選べる”立場で講釈を垂れる。

画策もやきもきもない日常を過ごし、

好きでもない男から何度もプロポーズを受けてるんだろう。

自分が選んだ男と

自分の好きなタイミングで結婚できるようなモテ女の

結婚観なんざ誰も聞きたくないわ。


どうも、モテ女の恋愛観や結婚観を聞かされると

ムカムカする。

ま、ほっておけばいいんだけどね。


後日談になるが、

オーバー４０になったＭ子は、結局独身のまま。

Ｈ子は元旦那と復縁。

有言実行なのかな・・・？(^-^;)

ま、二人ともそれで幸せなんだろうね。

めでたし、めでたし。