光と影の軌跡Ⅱ

つれづれなるおじさんの写真日記

明治時代に存在した袖ヶ浦市横田の二連水車

2020年07月07日 | 日記
  
先日木更津市金田の小櫃川沿いで赤い水車を見つけ、その際小櫃川沿いの横田に巨大な二連水車が存在していたと言う事を書きました。それを少し調べ、ツレと実際に在ったという袖ヶ浦市横田の上田揚水場跡に行って来ました。6/29(月)午後1時半頃の事です。





 木更津から車で、国道409号線通称久留里街道を馬来田方面に進み、百目木公園(どうめぎこうえん)に向かう信号を右折。すると直ぐに上田橋(じょうたはし)という橋が見えてきました。その橋の手前に掲示板が立てられ、ここに在った横田上田揚水場の二連水車の説明が書かれていました。



 掲示板によるとここにあった上田揚水場に明治27年(1894年)頃直径6mの水車が設置されたようです。そして明治30年には二連式になり、昼夜をとわず小櫃川から横田耕地に水を供給していたのです。



  橋の反対側に行って見ると水面が見えました。側の橋げたには旧小櫃川と刻まれています。この橋を渡り百目木公園を過ぎると本流の広い小櫃川が在ります。



 この巨大な二連水車見たかったですね。解説版によると近くの善福寺というお寺に、この水車の軸の一部が柱として残っているというので行って見る事にしました。



  地図を頼りに漸く善福寺を見つけました。古いお寺で、裏には沢山の石仏が置かれていました。ただ残念な事に誰もいらっしゃらないようで、水車の軸の事は分かりませんでした。また来てみようと、思います。