3/27(土)柏市のカタクリ群生地を訪問。可憐な薄紫のカタクリの花を撮影して来ました。この群生地は急勾配の斜面にカタクリが群生しています。遮るのは高さ1.2m位のフェンスだけなので、写真を撮るにはもってこいの場所です。この日は見物人が10名位、細長くて広い場所なので密にはならないで済みました。


カタクリは古くから親しまれており「万葉集」にも堅香子(かたかご)の名で詠まれています。大伴家持が詠んだ句で、万葉集にはこの1首しか登場しません。
「もののふの八十娘子らが汲みまがふ寺井の上の堅香子の花」


根が片栗粉の材料としてよく知られていますが、今や片栗粉はジャガイモのデンプンから作られているそうです。片栗粉を製造するほど大量のカタクリを栽培するのは大変ですからね。

