4/4(日)ツレと富津市関尻地区で、行われた「綱つり」と呼ばれる巨大なわらじを村の境界に吊るす行事を見学して来ました。この行事は毎年2月の始めに行われていたのですが、コロナ禍の為何度も延期され漸く挙行されました。
4日関尻地区の住民16人が午後1時に関尻集会所裏のお堂に集まり長さ約1.5m、巾約0.6mの大わらじを3つ作成します。毎年班長が変わるそうですが今年は鈴出さん(59才)が責任者。短い説明の後周りに並べられたわらを使って、大わらじの作成が開始されました。
住民16名はわらじを作る3つの班と酒樽を作る班に分けられ、作業が進行していきます。班長鈴出さんによると、作り手が高齢化している為、今年から若い人が何人か参加しているとの事でした。
作業が行われているお堂の周りには、石仏や石板が沢山置かれています、由緒は分かりませんが相当古いお堂の様です。
2時間程かかって大わらじや酒樽が出来上がってきました。全て人力の大変な作業でした。