光と影の軌跡Ⅱ

つれづれなるおじさんの写真日記

里見の里と秋の味覚を味わう小さな旅③-城山公園

2022年11月21日 | 日記

    

  昼食の後は里見城(八犬伝博物館)のある城山公園を訪問しました。ここは1580年里見義康が築城した里見城を昭和57年(1982年)に復元したもので、建設に当たり城郭の調査や里見氏に関する古文書調査が行われました。そしてこの模擬天守閣を建設すると同時に、市立博物館や公園が整備され館山市の代表的な観光地として人気を集めています。

 

  この天守閣は約70mの丘の上にあり、上るのが結構大変です。しかしガイドさんが天守閣と公園入り口を往復する無料のワンボックスカーがあると教えてくれました。

 早速この車に乗せてもらい天守閣の側までいきました。面白い事に運転手は忍者の扮装をしており、家族ずれが一緒に記念写真を撮っていました。また車には里見八犬伝の登場人物のイラストが描かれていて、ちょっと目を引くユニークな車でした。

 天守閣の中は曲亭馬琴の『南総里見八犬伝』に関する資料が展示されているのですが、あまり時間が無いので入りませんでした。時間が来るまで、この展望の良い天守閣広場で景色を撮影しました。

  ここから鏡ケ浦(館山湾)や館山の町が一望できます。後方は南房総の山々が迫っており、城郭の建設には最適の場所だったようです。

  また館山市は恋人の聖地にも認定されており、城山公園展望エリアが市内3か所の内の一つに選ばれ記念碑が立っていました。

    

 集合時間が近くなったので、往きに乗せてもらったワンボックスカーに下りも乗せてもらい、公園入り口に戻りました。公園では親子がシャボン玉で遊んでいました。シャボン玉に陽の光が当たって、とてもフォトジェニックです。

 また天守閣の周りの木々は、すっかり紅葉し陽の光に照らされてとても綺麗でした。

 最後は”渚の駅”たてやまに寄り、いただいたサービス券1000円でお土産を購入し帰宅しました。近来にないコスパの高いバスツアーに大満足でした。