光と影の軌跡Ⅱ

つれづれなるおじさんの写真日記

袖ケ浦市の船の門とワラの祠

2024年12月23日 | 日記

 初冬らしい気温の中12/13(金)の午前10時半頃袖ケ浦市の蔵波にツレと出かけました。落花生の購入と珍しい光景を訪ねてのドライブです。

 最初に袖ケ浦市のぞみ野の外野交差点の角にある落花生屋さんでピーナツを購入。向かいにあるセブンイレブンに車を止め、道路沿いにある漁船を門の代わりにした面白い光景を見に行きました。

 最初にこの光景を見たときは驚きました。車窓から見ただけですから、何故こんな物が置かれているのか?と思いながら通り過ぎていきました。船の側には立ち入り禁止と書かれているので、中に入る訳にもいきません。船体の横に「あおき」と書かれているので門に使用していると思われますが、機会があったら近所の人にでも聞いてみようと思います。

 漁船の門から今度は袖ケ浦公園方面に向かいました。旧鎌倉街道沿いにあるワラで作った小さな祠を見るためです。

  このワラと細い木で出来た祠は毎年、お正月頃になると作り替えられるようです。近くにある袖ヶ浦郷土博物館に行ってみると昔から、同じような風習があったようで、その写真が展示されていました。下の写真です。

 写真の説明によると、家敷内に祀られる稲荷様の祭りをイナリマチという。甘酒と赤飯をお供えし、稲刈りなどを手伝ってくれた親戚を呼んでもてなす、との由。どうやらこれはイナリマチという風習のようです。このワラの祠があるのは家の中ではなく、畑の中で周りを樹木が囲んでいます。

 このワラの祠を覗いてみると中に丸い石が入っています。端が欠けていますが、昔から石には霊力があると言われているので、それを祀っているのでしょうか。なんとも不思議な祠です。また2022年の2/22にもこの祠を撮影しているので、参考までに下にUPしました。