
明日から天気が崩れるとの予報なので、3/22(金)ツレと袖ケ浦市高谷の延命寺を訪問、百地蔵を見てきました。久留里街道高谷から少し奥に入った高台にある延命寺は、奈良時代の高僧行基上人によって神亀元年(774年)に創建されたと伝えられる古刹です。
そして裏山にある2百を超えるお地蔵様や石版にはお彼岸になると、無数のお札が貼られる不思議なお寺です。
山門前の駐車スペースに車を止めて、延命寺を眺めて見ました。山門左には幹囲約5.9m、樹齢は約300年の立派なスダジイの樹が睨みをきかせています。また階段下には六面の地蔵様が刻まれた道標や説明板、そして石碑や石仏が置かれていました。それと木の種類は分かりませんが巨大な木も何本かあって目をひかれます。
石段を登ると山門です。この中に2体の仁王像が納められていますが、全面にガラスがはめ込まれているので、撮影するのに一苦労。
その後本堂に向かい,、お参りをしてから裏山に向かいました。
途中小さなお堂に疫病退散の神様「アマビエ」の像が置かれています。新型コロナが始まった頃から置かれているので、アマビエ効果はあったようです。
アマビエの像の前にも巨木があります。木には札が付けられ袖ケ浦保存樹林と書かれており、木の種類はヒノキのようです。
この木の裏を進むと百地蔵が始まります。
お地蔵様や石版に札を貼るのはお彼岸ですが、その後何日か過ぎ、雨や風が強い日があったので、お札が飛ばされていました。それでもまだ沢山の札が貼り付いています。裏山沿いに置かれたお地蔵様がお札で白く輝き神秘的な光景を見ることが出来ます。