7/28(水)ツレと11日で終了した木更津市の久津間海岸潮干狩り場を訪問しました。海沿いの広場にある赤い大きな鳥居と海中に並ぶ電柱を見るためです。
潮干狩り場は門が閉まり、入場禁止との看板がありましたが、中に漁協の人がいたので、断って入らせてもらいました。赤い鳥居が広い野原にポツンと立っていて不思議な光景です。以前は海の中にあったのですが、埋め立てられて現在の状態になったようです。
ではこの鳥居は何処の神社の物なのでしょうか?地元の人の話では鳥居から陸に向かい700~800m行った所に在る、水神社の鳥居との事でした。ツレとその神社に行って見ると入り口に赤い二の鳥居が立っていました。鳥居にかけられたしめ縄も一の鳥居と同じ物です。
鬱蒼とした森の中に社殿と思われる祠がありました。
話は変わりますが、香取神宮の一の鳥居も利根川に面して立つ津宮浜鳥居(つみやはまとりい)。香取神社の祭神・経津主大神(ふっつぬしのおおかみ)が海上からここに上陸、香取神宮に鎮座し東日本の制圧あたったと伝えられています。下の写真は2018年7月に遊覧船から撮影した津宮浜鳥居です。
水神社の祭神は判りませんが、その祭神が久津間海岸に立つ赤鳥居の場所に上陸、水神社の場所に拠点を置いたのかもしれません。そして久津間海岸にそそぐのは、日本武尊命と弟橘媛伝説の川・小櫃川。もしかしたら祭神は日本武尊命?そんなバカな事を考える今日この頃です。