光と影の軌跡Ⅱ

つれづれなるおじさんの写真日記

テッポウユリの一生-秋風に吹かれ飛び散るユリの種子

2021年11月22日 | 日記

 8~10月にかけてあちらこちらで咲いているテッポウユリ、時々崖や石垣の間に咲いているのを見かけます。確かユリは球根植物、あんな所に誰が植えたんだろうなんて思う事が多々あります。ツレに聞いてみると野生のテッポウユリは種を飛ばして増えていくとの事。それで道端や川沿いに沢山咲いているようです。

 観念的にユリは球根で育つと思っていたのですが種でも育つんですね。それならユリの花の開花から種を飛ばす所まで、撮影してみようと一念発起して、8月から11月までユリの花を追ってみました。





 トップから4枚目までの写真は8月に撮影したユリの花です。テッポウユリはユリ目ユリ科ユリ属の多年生草本球根植物。ラッパの様な花を横向きに咲かせ、清楚で綺麗な花です。

 



 上の写真は10/4の撮影。ただこの頃になると殆ど咲き終わり、花の部分は細長い紡錘形になっています。下は10/28の撮影です。





  この紡錘形の物も次第に先端から黒く変色、終いには茶色の豆の殻の様になりました。





  風が強く吹いた11/12に茶色く変身したユリの花の殻から、種が飛び出していくのが撮影出来ました。いつ種が飛び出るのか毎日見ていたのですが、漸く撮影出来ました。





  ユリの種と言うのは薄べったい楕円形の物でした。軽くて風で遠くに飛ぶように出来ているのでしょうね。調べて見るとこれを土に埋め、土が乾かない様に水やりをし、発芽して球根があるていど育ったら上鉢や地面に植え替えると良いとの事・ツレに頼んで育ててもらう予定です。



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