春の彼岸も過ぎたので、ツレと袖ヶ浦市高谷の延命寺を訪問してきました。ここでは春秋の彼岸に、裏山に祀ってある地蔵に地蔵札100枚を貼る「百地蔵まいり」と言う行事が行われるのです。
途中袖ヶ浦市のひらおかの里農林公園で3/22から、「食用なばな」の摘み採りがはじまっているので寄ってみました。公園事務所に行くと残念な事にもう摘める「なばな」がなく、現在は休止中との事でした。公園の提供するビニール袋に詰め放題で1回20円、それも20円と言うのは袋代と言うのですから人気を集めたのでしょうね。今度は27日から再開するので、また来てみようと思います。
延命寺に着いたのは午前10時15分頃。古い階段を上ると山門があり、その左右に仁王像がにらみを利かせています。前面にガラスがはめられているので、写真を撮ると背景が写り込みます。赤く塗られた厳しいお顔に身がすくむ思いです。
山門をくぐり後ろを振り返ると、山門横のスダジイの巨木に圧倒されます。袖ヶ浦市の保存樹木で、幹回りは5mを超える様です。
本堂横のお堂には「あまびえ」の像が置かれています。古からの疫病退散の神で、コロナ禍で一躍注目を集めている神様です。
本堂を参拝した後、裏山の百地蔵尊に向かいました。彼岸が過ぎてまだ日にちが立っていないので、「フダハリ(札貼り)」の札はあまり落ちていませんでした。朝の斜光に照らされた札とお地蔵様がとても神秘的です。