竹心の魚族に乾杯

Have you ever seen mythos?
登場する団体名、河川名は実在のものとは一切関係ございません。

22/11/21 セフィアXR入魂!

2022年11月21日 | 番外編「海」
令和4年太刀魚2戦目。


現着21時半。本日の潮が動く時刻は24時と予想。のんびりとポイントが空くのを待ちます。

今晩も生暖かい夜です。快晴で星が見えます。

風はほぼなし♫


22時半、テンヤの人が今日はサッパリだと引き上げて行かれましたんでその後に入ります。今からですと潮が効く時間帯を狙えるのでちょうど良いです♫


今日は生餌なしです。


先週釣行してみた感触では、とにかく飛距離を稼がないとバイトが得られないことと、強めのアクションを入れた直後しか太刀魚が口を使ってくれない傾向がみられました。

そこで飛距離も出て波動強めのルアーという線で、パワーシャッド4インチがいいのではと考えました。
動画をチェックしてみると、エコギア北野雅朗プロが「浅いところではダート(ワインド)よりもパワーシャッドの方が有効な場合がある」と語ってましたので、これは行けるなと。※

というわけで今回はパワーシャッド4インチを中心にリグを組んでみました

合わせるジグヘッドは3Dジグヘッド11gです。14gだと着水音もかなり大きくなりますので、スレて来た状況では厳しいだろうと。

ちなみに下側に付けたフックがメインのフックになります(もともと付いている上側のフックに太刀魚ははほとんど掛かりません)。フックの装着にはエコギアマグネットキーパーを使用。

この、何の変哲もないパワーシャッド4インチとエコギア3Dジグヘッドの組み合わせなんですが、一見するとすごく地味に見えてその実、驚異的な爆発力を秘めたルアーなんです。他のジグヘッドリグでは絶対出せない強烈な波動を出してくれるんですね。その威力は2006年12月17日の釣行で身をもって体感しております。もちろん、有効なシーン/そうでないシーンという条件はあるにはあります。

パワーシャッド4インチは非常に硬いマテリアルを使用していますので、このサイズでも引き抵抗が充分にあります。ですので竿先に来る使用感もたっぷりですし、風の有る時や潮流れが止まった時なんかでもすごく使いやすいです。


というわけで今回この組み合わせでドラグがジッ、ジッ、と滑ってくれるぐらいでやってみます。
なお遠投が必要なので今回ケミホタルは付けません。


ロッドはセフィアXR S86M-S、リールは06ツインパワーMg 2500HGS、ラインはファイヤーライン0.6号です。遠距離のゲームになるのと、わりと強めのアクションじゃないと反応してくれないということで、今回ハイギアのリールを選択しました。


23時25分釣り開始。
最初は通常のシャクリ操作でスタート。カラーは#032ミッドナイトグロウ



3Dジグヘッドは形状が砲弾型ですのであまり左右には跳んでないんじゃないかと。波動だけ出すイメージですね。足場の高いところで使うと特にブルブルが強くなります。ですんでただ巻き続けるよりは緩急付けて使った方がいいような気がしています。
それとフォールの時にテンション弱めですとわりと垂直に近い角度で落ちて行くんですよね。これは無理やり口を使わせるような状況の時にキクと思いますね!


しばらくやってみますがまったく反応がないです…。

でも、先週ハードコアへビーショットのシャクリ操作で反応してますので、太刀魚は寄ってくるはず。

23時50分、シャクリの回数を増やします。

「ぷん!」という感じのアタリがあります。しかし掛かってくれません。
ワームを点検しますが歯形はありません。


23時53分、半信半疑ながらアシストフックを装着してみます…


再び、シャクリ10連打あたたたたた…!
ぴた!
ぬるーん!
あっ、今のがアタリ??やべっ!アワセ遅れ!?
クンクン!
刺さってる??
ここで一発追いアワセ!首を振って激しく暴れます!
ジーーー、ドラグが滑って糸が出る出る!
ラインを巻いては出され、巻いては出されの一進一退の攻防!
水面でのバシャバシャにはセフィアの粘りが衝撃を吸収しています!
徐々に太刀魚も消耗してきました…
練って練って…
ようやく魚体が横になりました!
チャンスを見逃さずスパイラルXコアを信じて抜く!
ところが、ジジーーーー!ドラグが滑って持ち上がりません!
ズルズルー。途中まで持ち上げた太刀魚が水面へ!
駄目押しでもう1回練りを入れてドラグを締め込みます!
そして抜き上げリトライ!たのむぜスパイラルXコア!!
23時58分。キャッチ成功。

指4本。#032ミッドナイトグロウでした。

さっそく装着したアシストフックが下顎を捉えていました。

血が出ているのは、浅掛かりで掛かったメインのフックが口切れで外れ、その後アシストフックが掛かった可能性もありますね。

飲んでたベイトを吐き出しました。

イワシでしょうかね。

先週はパール系完全無反応だったんですけど、今日はパール系で行けそうな雰囲気です♫


1尾めは首尾よく釣れたんですけど、あとが続きません。

そこでワームを点検すると、投げていた#032ミッドナイトグロウのテール付け根にざっくり歯形が。
アタリが途絶えてしまったのは、この傷でワームの出す波動が弱まったことが原因か…。

ここでリグをそっくり交換してみます。
まず#326 UVピンクシルバー
しばらくやってみますが反応なし。カラーはUVなので効きそうですけど、クリアベースなのでパールベースに比べるとマテリアルが若干柔らかく、波動が大人し目です。今日の状況だとちょっと厳しいか。
そこで#277チャートリュースシャイナー
こちらもまるっきり反応なし。まあ、先週もチャート系は無反応だったんで想定範囲内か。


他のカラーでバイトが得られないため、#032ミッドナイトグロウに戻します。傷が入っている分波動が弱くなりますが、仕方がありません。

0時25分、ぬんというアタリ。

1時35分にも弱いアタリ。

ここで#032ミッドナイトグロウが傷だらけでボロボロになってしまったため、やむを得ず#324 UVパールホワイトにチェンジ。
カタクチイワシの腹部に似たカラーですので、来ないはずないんですが、しばらく反応がありません。
変だな…。そこでシャクって止め、のアクションはひとまず見合わせにします。
今度はシャクリの後ゆっくりただ巻きで様子を見てみます。

ピシピシピシとシャクってリトリーブ…すると「ぬん!」とアタリ! やべっ!今度もアワセ遅れ!? 半信半疑でリールを巻くとゴゴゴ…あっ、乗ってた!
なんとなく印籠継ぎの竿よりも逆並継の竿の方がフッキングがいいような気がしてたんですけど、やっぱりセフィアXRもいい感じにフッキング決まりますね。
腕の未熟さを竿に助けられているわけですが(笑)

2時40分。キャッチ成功。

指3本。#324 UVパールホワイト

またしても3Dジグヘッドでした。このジグヘッド、地味に凄いと思いましたね。

やはりアシストフックに掛かりました。今度は上顎の奥でした。

フッキングの良くない太刀魚ですが、掛かる時は掛かってしまうんですねえ、良い所に。
こういうのを見ると、べつに下向きの針じゃなくてもいいんじゃない、なんて思ったり。



3時45分にも同じようにアタリ、乗らず。
足元20m付近テロテロ引きでした。接近戦だと乗せるには一工夫必要ですね。特に巻きで喰ってくる時は足場が高いと駄目ですね。リフト&フォールとかシェイキングもやり辛いですし。


フォローのシステムを用意してきていなかったため、これで終了とします。



セフィアXR、釣行2回目にしてがどうにか入魂完了。やれやれです。結構無理な抜き上げでしたけど、無事耐えてくれました。
投げる時にまっすぐ振れてなくても、ロッドが自動的にスイングを修正してくれますね。それとラインの放出がすごくいいです。今日試しにロングリーダー(2m)使ってみたんですけど、全く問題なしでした。簡易FGノット結束部がガイドに当たる感触さえもほぼ皆無でした。







※参考動画
【陸っぱりタチウオ】釣りに行く前にチェックしておきたい!超簡単に釣れるたった3つの方法とは?
「3Dジグヘッド+パワーシャッドのストップ&ゴーは水深の浅いポイントに有効」




[日時]2022年11月21日(月)
[天候]晴
[水温]17°C。澄み
[時間]23時〜4時
[釣果]体高7cm(指4本)×1、同5cm(指3本)×1
[バイト]6
[ルアーロスト]0
[カウント]5〜10秒
[胃の内容物]カタクチイワシ?
Rod: SHIMANO Sephia XR S86MS
Reel: SHIMANO 2006 Twin Power 2500HGS
Line: Fireline Original 2/.5lb (4ポンド 0.6号)
Leader: 東レ トヨフロンスーパーL EX 2号(2m)
Jig: Ecogear® 3D Jighead 11g
Worm: Ecogear® Power Shad 4" #032 Midnight Grow, #324 UV Perl White
[小遣い]千円(タバコ、コーヒー他)
[感想]状況にうまくアジャストできたかな。


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