竹心の魚族に乾杯

Have you ever seen mythos?
登場する団体名、河川名は実在のものとは一切関係ございません。

12/05/26 比重差のパターン?

2012年05月26日 20時59分22秒 | 渓修行
仕掛けを作っておくつもりだったのがすっかり忘れていて、急遽現地で状況を見ながら作ることにして重役出勤。
ところが現地に到着してみると水量が急低下。木々が生長して一気に水を吸い上げたのか、はたまた山の保水力が低下し、先日のは単なる雨後の一時的増水だったのか。
けれども切通しの湧き水の感じや、沢水のしみ出し方を見ても、地下水量が少ないという印象はありません。木の生長がいいのであれば、多分中国からの酸性雨の影響が少なくなってきたのでしょう。若葉の色もだいぶ良くなった感じがあります。来年からは釣果も水量も上向いてくるでしょう。


水量が減ったせいで流れの速いポイントは少なく、また「入り波」もあんまりできていません。
かろうじて所々に見える入り波と、落ち込み直下の白泡を狙っていきます。
風があって流れが緩く、しかもナイロンの0.3~0.4号という太糸ですから、仕掛けが上手く流れません。白泡の周囲で時折「チョン!」と小さく当たるのですが、透明度も高く魚が小さいようでエサだけ引ったくられて針掛かりしません。

底まで沈めて流すと全くアタリはなくなります。やっぱりあくまでも中層のようです。

こういうときは細糸しかないな!と思いましたが、残念ながら家に忘れてきて一巻の終わり。

仕方なく一発を期待して良型が着きそうなポイントを重点的に狙いましたが、残念ながら不在でした。


白泡付近の魚(15cm位、たぶんイワナ)の着き方は、落ち込みでいったん沈んだエサが泡の切れ目で浮上してくる途中をパッと捉えるようで、どうやら「比重差」によってエサを識別しているような感じでした(エサの方が、ゴミよりもゆっくり流れ、なおかつ一定のスピードで浮き上がってくる)。
水面に誘い出して釣ろうとしましたがダメで、こうなると小針+やや重めのオモリで、なおかつ沈めすぎないようにサビく感じで上流からブレーキを掛けながら釣るしかなさそうです。流し方はドブ釣りにちょっと似た感じで、振り込みは送り込みになります。
この時期が過ぎれば、水面に反応するようになり、そうなればテンカラでも釣れるようになるのではないでしょうか。まあ、去年よりもさらに遅れるでしょうけど。





というわけで今日のおみやげはこれ。


山ワサビです。例年より大きいみたいです。それとお決まりの脱法ハーブ(マタタビ)を収穫して、帰路につきました。



[天候]晴れ、風あり。
[水温]12度。
[時間]8時~17時半。
[釣果]なし
[仕掛]竿:朱紋峰凌5.1mフジロイヤル絆4.5m、空中糸:フロロカーボン0.6~0.8号、水中糸:ナイロン0.3~0.4号、ハリス:ナイロン0.2号。針:カツイチV長良LTR 6.0号、オモリ:ガン玉8号~6号2個。
[餌]ヒラタ。

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