いよいよ、早朝の気温が下がり、渓流の水温も適水温に近付いて来ました。
前回の釣行は例年にない高水温に泣かされ、まさかの玉砕。
毎晩天気予報とにらめっこし、いつ水温が下がってくるのかチェックしていました…
枝沢に入って岩魚を狙うという作戦も考えたのですが…
結局、条件の揃った出漁チャンスは巡ってきませんでした…
さて、ここに来てようやく早朝の気温が下がってきて「チャンス到来!」ってな訳ですが、もう8月も終わり。
この時季になってしまいますと、ヤマメの卵巣もかなり膨らんできて、食味の方もそれに伴って落ちてきます。
ヤマメは写真撮ってキャッチ&リリース、キープするのはイワナ、ってスタイルですかね〜
ヤマメもイワナもそれほど餌に対してセレクティブではなく、多様なスタイルで挑むことができるようです。雑誌に書いてあるような渓流釣りの金科玉条にとらわれなくても大丈夫です。ようは自由な釣り方でどうぞ、ってことですね。
ただし注意すべきことは、以前考察した(サケ・マスはなぜ赤色を好むか)ように、渓魚の視力は産卵期に近付くに連れて低下して行くと考えられますから、餌/毛鉤のアピアランスに気を配る必要ありということでしょうね。もっとも、視力以外の要素、たとえば嗅覚・側線のセンサーは盛期と同レベルの性能を保ったままですから、これまで通りアプローチには細心の注意を払わなくてはなりませんね。
服装は、スポーティで、おしゃれな格好でどうぞ!
さて、現着4時半、5時半開始。
高水温が永かったので青ノロが出ています。途中、切り通しの水がチョロチョロだったので渇水気味かと思ったら意外と水が多いです。どこかでザーッと来たんでしょうかねぇ。水温を計ってみると16度で問題なさそう。
で肝心の餌ですが、ヒラタが少ないです。やむなくクロカワとオニチョロを餌箱へ…
針も狐型でケン付きのぶどう虫針で。この針は軸が光ってしまうことが欠点なのですが、幸いうっすら濁りが入っていますので大丈夫でしょう。今日は保険でブドウ虫も持ってきています。
先行者の足跡がないため、足元から探っていきます。水深ひざ下ぐらいのチャラ瀬も絨毯爆撃作戦。時期的にオス山女魚が着きそうなヒラキが本命になるでしょうか…
次に攻めたのがこんな場所…
残念、16cm。クロカワからヒラタに変えたら来ました。6時32分。
適水温らしくいい感じのアタリが出ましたね。針もいい所に掛かっています。
よく太ってて引きも強かったのですが、リリース確定です。胃の中身はカゲロウ成虫でした。
ポイントは受けも出来ていて良型が着いてるかと思ったのですが、不在のようです。
ブッツケの淵。いつもなら徒渉して遠巻きに接近して攻めるポイントですが、流れが大幅に変わっていて渡れません。
仕方なく左岸から竿を出します。スジに乗せることが出来ませんので底ズル引きです。ガン玉は5号2個。
あっけなく至近距離で食ってきました。23cm。7時19分。
もう婚姻色も出ていて、わりとすんなり寄ってきました。タモ入れも楽々。
アプローチもそんなに神経を使わなくても大丈夫なようです。若干濁りも入ってますし。
徒渉もウェットスーツ着用のため問題なしでした。
ヒラタで食うことが分かりましたが、肝心の餌がピンチ!
ただでさえ少ないヒラタですが増水のせいかジュクジュクで、針に刺すとクシャッと潰れてしまいます。ハリスの張り替えついでにカツイチV長良LTR 6.5号に交換です。
ここで7寸クラスが来たのですが、下流に引っ張って抜こうとしたらフッ!あっさりバレました!
泡グラに着水させてイチ、ニ、ぐらいでパン!と食いました。そんなに活性高いのかな?
竿の強さと針の線径がマッチしてなかったですね。今日の水況、食い方だとV長良LTRは合わないのかも。一計を案じて針をG-HARD一番ヤマメに替えてみます。陸生昆虫を食べ、ひと夏を越した山女魚の顎は硬くなってると思いますし。徐々に周囲が明るくなってきていて最早手遅れかもしれませんが…
次の大場所はアプローチにミスり、警戒されてアウト。チビ山女魚すら食ってきませんでした。先行者なしというせっかくのチャンスをフイにしました…
そして次なるブッツケ。もう、後がありません。ここは一発決めたいところ。
セオリー通り手前のタルミ、対岸の巻き返しとじっくり腰を据えて攻めて行きます。最初に食ってくるリリースサイズを釣り上げ、アタリが止まったところで活かし魚篭をいったん上流の瀬に沈めて来ます。
目印下1.2m、ガン玉6号2個。針軸が隠れるように餌を丁寧に付けます。巻き返しを攻めエゴの中まで流した後、今度は泡グラから流し流心脇に入れると、中層をサーッと流れていた目印が一瞬ゆっくりになり、目印がブルブルと生体反応! 反射的に合わせるとかなりの手応え。山女魚か虹鱒か。竿が先調子のためベタ竿にせず立て気味に矯めますが、魚はわりとすんなり上流に泳いでくれます。水中に見えた魚体はどうやら山女魚のよう…魚が完全に浮いた所を見計らってタモを出しますが僅かに届きません。下流に回り込んで足で水面をバシャバシャとかき回し、脅かして再度上流に遡らせます。竿は5.4mですが張り出した枝にガンガン当たっています。折れるんじゃないかとヒヤヒヤ…。
一方、竿は硬硬調なので半分も曲がってないのですが、バレる不安感の方はなぜか希薄で…。“蹴られたら間髪入れず蹴り返す”最近の低レジンロッドとは違い、一発蹴られたら“およし遊ばせ♡”ってやさしく尻ドンする、オールドタックルの良さでしょうかねぇ…。開けた所に引っ張り出せばもうこっちのもの…。
通常、明確な入り波に振り込む場合など、ポイントに届く/沈むギリギリのガン玉を使うわけですが、泡グラに振り込む場合は落口から吹き下ろす風の影響でワンランク大きいオモリじゃないとピンポイントを撃てません。オモリを大きくすると、釣り師の本能で、ドボンと沈めて最初から低層をゆっくり流したくなる誘惑に狩られてしまうもの。ですが、着水直後からテンションを掛けて表層から徐々にフォールさせていった方が断然食わせやすいです。この“渓流版テンションフォール”を泡グラでやるにはやや強めでバタバタしない穂先が合ってますね。ある程度質量があってダルい竿の方が、バタバタしにくいように感じます。
やがて魚は浮かび上がって流れてきましたが頭上の枝のためタモ入れの体勢に持ち込めず、ズルズルと下流へ…。激流に走られるかと用心しましたが、さすがに産卵期の山女魚、そこまでの体力はないようで、素直に岸に寄ってきます。
わりと早く岸際に張り付きましたが全然疲れていない感じだったのでやむなくズリ上げ。キャッチ成功。11時2分。
[サイズ]25cm
[アタリ]ブレアタリ
[ヒットパターン]中層ナチュラルドリフト
[ランディング]泳がせ→ズリ上げ
[ハリス]0.3号(G-HARD一番ヤマメ7.5号)
食ってきたのは男波の絡み合った複雑な流れの中のごく狭いスポット。間違って6.0m使ってたら釣れてなかったかも。
婚姻色はまだギリギリ出ていないか?
すっげー体高。寸詰まりで太い。
尾びれはこんな感じ。
2年物でしょうか。
針は横に掛かっていました。
この掛かり方…すっかり油断していてアワセが遅れたようですね。
でもやっぱり一番ヤマメって外れにくいですよね。泳がせて真後ろから引っ張る格好になりましたが口横でも外れませんでした。
その後、まだオスが1尾入ってるはず!と駄目押しで攻めてみましたが、残念ながら反応なしでした。
リリース前の撮影会。
楽しませていただきました。
23cmは婚姻色バッチリ。迷わずリリースでしょう。
一方25cmは婚姻色まだ出てないし、ムニエルでおいしそう。
一度はキープしちゃおうかと思ったんですが…。水たまりに入れて眺めていると…
ツン!と鋭くとんがった鼻、微笑んでいるかのような上向きの口、チャーミングな瞳、ぬめりがなくキレイな鱗、蒼い背中、少なく整然としたパーマーク…
こんなきれいな山女魚いったい何年ぶりだろうって…
(その時なぜか滝●●●ステルさんを思い浮かべちゃいました。…失礼でしたかね?)
いいよ、おまえ、逃げな、って…リリース…
はぁ。
おっさんおっさん、
バレバレですねん。
[日時]2019年8月27日(火)
[天候]曇り一時小雨
[水温]16度。やや増水、薄濁り
[時間]5時半~14時
[釣果]25cm、23cm、16cm、以下多数(全リリース)
[スカ]0
[バラシ]1
[竿]先鋒:がま渓流Mark II SP引抜専用5.4m
[仕掛]天井糸:ナイロン0.7号、水中糸:ナイロン0.4号、ハリス:ライカ川釣り0.3号(茶染)、針:オーナーぶどう虫鉤6号、がまかつG-HARD一番ヤマメ7.5号、オモリ:ガン玉5号2個〜6号2個。
[餌]ヒラタ(ナデ虫)。
[胃の内容物]陸生昆虫主体。
23cm:ブナ虫、25cm:ムネアカ、ガガンボ他
[小遣い]3千円。味噌千円、靴下千円、他タバコ、おにぎり、飲み物代。
[感想]2019年を無事に締括れました。
前回の釣行は例年にない高水温に泣かされ、まさかの玉砕。
毎晩天気予報とにらめっこし、いつ水温が下がってくるのかチェックしていました…
枝沢に入って岩魚を狙うという作戦も考えたのですが…
結局、条件の揃った出漁チャンスは巡ってきませんでした…
さて、ここに来てようやく早朝の気温が下がってきて「チャンス到来!」ってな訳ですが、もう8月も終わり。
この時季になってしまいますと、ヤマメの卵巣もかなり膨らんできて、食味の方もそれに伴って落ちてきます。
ヤマメは写真撮ってキャッチ&リリース、キープするのはイワナ、ってスタイルですかね〜
ヤマメもイワナもそれほど餌に対してセレクティブではなく、多様なスタイルで挑むことができるようです。雑誌に書いてあるような渓流釣りの金科玉条にとらわれなくても大丈夫です。ようは自由な釣り方でどうぞ、ってことですね。
ただし注意すべきことは、以前考察した(サケ・マスはなぜ赤色を好むか)ように、渓魚の視力は産卵期に近付くに連れて低下して行くと考えられますから、餌/毛鉤のアピアランスに気を配る必要ありということでしょうね。もっとも、視力以外の要素、たとえば嗅覚・側線のセンサーは盛期と同レベルの性能を保ったままですから、これまで通りアプローチには細心の注意を払わなくてはなりませんね。
服装は、スポーティで、おしゃれな格好でどうぞ!
さて、現着4時半、5時半開始。
高水温が永かったので青ノロが出ています。途中、切り通しの水がチョロチョロだったので渇水気味かと思ったら意外と水が多いです。どこかでザーッと来たんでしょうかねぇ。水温を計ってみると16度で問題なさそう。
で肝心の餌ですが、ヒラタが少ないです。やむなくクロカワとオニチョロを餌箱へ…
針も狐型でケン付きのぶどう虫針で。この針は軸が光ってしまうことが欠点なのですが、幸いうっすら濁りが入っていますので大丈夫でしょう。今日は保険でブドウ虫も持ってきています。
先行者の足跡がないため、足元から探っていきます。水深ひざ下ぐらいのチャラ瀬も絨毯爆撃作戦。時期的にオス山女魚が着きそうなヒラキが本命になるでしょうか…
次に攻めたのがこんな場所…
残念、16cm。クロカワからヒラタに変えたら来ました。6時32分。
適水温らしくいい感じのアタリが出ましたね。針もいい所に掛かっています。
よく太ってて引きも強かったのですが、リリース確定です。胃の中身はカゲロウ成虫でした。
ポイントは受けも出来ていて良型が着いてるかと思ったのですが、不在のようです。
ブッツケの淵。いつもなら徒渉して遠巻きに接近して攻めるポイントですが、流れが大幅に変わっていて渡れません。
仕方なく左岸から竿を出します。スジに乗せることが出来ませんので底ズル引きです。ガン玉は5号2個。
あっけなく至近距離で食ってきました。23cm。7時19分。
もう婚姻色も出ていて、わりとすんなり寄ってきました。タモ入れも楽々。
アプローチもそんなに神経を使わなくても大丈夫なようです。若干濁りも入ってますし。
徒渉もウェットスーツ着用のため問題なしでした。
ヒラタで食うことが分かりましたが、肝心の餌がピンチ!
ただでさえ少ないヒラタですが増水のせいかジュクジュクで、針に刺すとクシャッと潰れてしまいます。ハリスの張り替えついでにカツイチV長良LTR 6.5号に交換です。
ここで7寸クラスが来たのですが、下流に引っ張って抜こうとしたらフッ!あっさりバレました!
泡グラに着水させてイチ、ニ、ぐらいでパン!と食いました。そんなに活性高いのかな?
竿の強さと針の線径がマッチしてなかったですね。今日の水況、食い方だとV長良LTRは合わないのかも。一計を案じて針をG-HARD一番ヤマメに替えてみます。陸生昆虫を食べ、ひと夏を越した山女魚の顎は硬くなってると思いますし。徐々に周囲が明るくなってきていて最早手遅れかもしれませんが…
次の大場所はアプローチにミスり、警戒されてアウト。チビ山女魚すら食ってきませんでした。先行者なしというせっかくのチャンスをフイにしました…
そして次なるブッツケ。もう、後がありません。ここは一発決めたいところ。
セオリー通り手前のタルミ、対岸の巻き返しとじっくり腰を据えて攻めて行きます。最初に食ってくるリリースサイズを釣り上げ、アタリが止まったところで活かし魚篭をいったん上流の瀬に沈めて来ます。
目印下1.2m、ガン玉6号2個。針軸が隠れるように餌を丁寧に付けます。巻き返しを攻めエゴの中まで流した後、今度は泡グラから流し流心脇に入れると、中層をサーッと流れていた目印が一瞬ゆっくりになり、目印がブルブルと生体反応! 反射的に合わせるとかなりの手応え。山女魚か虹鱒か。竿が先調子のためベタ竿にせず立て気味に矯めますが、魚はわりとすんなり上流に泳いでくれます。水中に見えた魚体はどうやら山女魚のよう…魚が完全に浮いた所を見計らってタモを出しますが僅かに届きません。下流に回り込んで足で水面をバシャバシャとかき回し、脅かして再度上流に遡らせます。竿は5.4mですが張り出した枝にガンガン当たっています。折れるんじゃないかとヒヤヒヤ…。
一方、竿は硬硬調なので半分も曲がってないのですが、バレる不安感の方はなぜか希薄で…。“蹴られたら間髪入れず蹴り返す”最近の低レジンロッドとは違い、一発蹴られたら“およし遊ばせ♡”ってやさしく尻ドンする、オールドタックルの良さでしょうかねぇ…。開けた所に引っ張り出せばもうこっちのもの…。
通常、明確な入り波に振り込む場合など、ポイントに届く/沈むギリギリのガン玉を使うわけですが、泡グラに振り込む場合は落口から吹き下ろす風の影響でワンランク大きいオモリじゃないとピンポイントを撃てません。オモリを大きくすると、釣り師の本能で、ドボンと沈めて最初から低層をゆっくり流したくなる誘惑に狩られてしまうもの。ですが、着水直後からテンションを掛けて表層から徐々にフォールさせていった方が断然食わせやすいです。この“渓流版テンションフォール”を泡グラでやるにはやや強めでバタバタしない穂先が合ってますね。ある程度質量があってダルい竿の方が、バタバタしにくいように感じます。
やがて魚は浮かび上がって流れてきましたが頭上の枝のためタモ入れの体勢に持ち込めず、ズルズルと下流へ…。激流に走られるかと用心しましたが、さすがに産卵期の山女魚、そこまでの体力はないようで、素直に岸に寄ってきます。
わりと早く岸際に張り付きましたが全然疲れていない感じだったのでやむなくズリ上げ。キャッチ成功。11時2分。
[サイズ]25cm
[アタリ]ブレアタリ
[ヒットパターン]中層ナチュラルドリフト
[ランディング]泳がせ→ズリ上げ
[ハリス]0.3号(G-HARD一番ヤマメ7.5号)
食ってきたのは男波の絡み合った複雑な流れの中のごく狭いスポット。間違って6.0m使ってたら釣れてなかったかも。
婚姻色はまだギリギリ出ていないか?
すっげー体高。寸詰まりで太い。
尾びれはこんな感じ。
2年物でしょうか。
針は横に掛かっていました。
この掛かり方…すっかり油断していてアワセが遅れたようですね。
でもやっぱり一番ヤマメって外れにくいですよね。泳がせて真後ろから引っ張る格好になりましたが口横でも外れませんでした。
その後、まだオスが1尾入ってるはず!と駄目押しで攻めてみましたが、残念ながら反応なしでした。
リリース前の撮影会。
楽しませていただきました。
23cmは婚姻色バッチリ。迷わずリリースでしょう。
一方25cmは婚姻色まだ出てないし、ムニエルでおいしそう。
一度はキープしちゃおうかと思ったんですが…。水たまりに入れて眺めていると…
ツン!と鋭くとんがった鼻、微笑んでいるかのような上向きの口、チャーミングな瞳、ぬめりがなくキレイな鱗、蒼い背中、少なく整然としたパーマーク…
こんなきれいな山女魚いったい何年ぶりだろうって…
(その時なぜか滝●●●ステルさんを思い浮かべちゃいました。…失礼でしたかね?)
いいよ、おまえ、逃げな、って…リリース…
はぁ。
おっさんおっさん、
バレバレですねん。
[日時]2019年8月27日(火)
[天候]曇り一時小雨
[水温]16度。やや増水、薄濁り
[時間]5時半~14時
[釣果]25cm、23cm、16cm、以下多数(全リリース)
[スカ]0
[バラシ]1
[竿]先鋒:がま渓流Mark II SP引抜専用5.4m
[仕掛]天井糸:ナイロン0.7号、水中糸:ナイロン0.4号、ハリス:ライカ川釣り0.3号(茶染)、針:オーナーぶどう虫鉤6号、がまかつG-HARD一番ヤマメ7.5号、オモリ:ガン玉5号2個〜6号2個。
[餌]ヒラタ(ナデ虫)。
[胃の内容物]陸生昆虫主体。
23cm:ブナ虫、25cm:ムネアカ、ガガンボ他
[小遣い]3千円。味噌千円、靴下千円、他タバコ、おにぎり、飲み物代。
[感想]2019年を無事に締括れました。