山形の叔母が、干し柿を送ってくれました。叔父の当たり日に行かれないので、皆さんで食べて貰おうと笹かまを送ったお返しにとのこと。いいのになぁ。
までにひとつひとつ枝を残して紐でくくって干した手作りの干し柿。叔母が「いつもは叔父がひとつづつ揉んで柔らかくするんだけれど(もうその時は入院して居なかった)揉んでないから硬いのもあるからね」と話してくれました。
それぞれの家の「お父さんがする仕事」ってあるじゃないですか、梅干を作ったり白菜を漬けたり等々。それぞにコツがあって、売り物にするほどではないけれど、家族が毎年食べてきた味。その味がもう食べられないんだなと気づくのは、亡くなられたと知らされた時と同じくらい寂しいです。
私が今年作った干し柿は、まだこんないい塩梅の色にはなっていません。叔母が教えてくれた「干し柿を揉む」というのをやってみようと思います。