第1回翻訳ミステリー大賞決定! - 翻訳ミステリー大賞シンジケートより引用
過半数を超える支持を集め、『犬の力』が栄えある第1回翻訳ミステリー大賞を獲得しました。贈賞式では発起人代表・小鷹信光氏より翻訳者の東江一紀氏に正賞・楯と副賞・図書カード5万円分、ゲストのミステリー作家・逢坂剛氏より原作者ドン・ウィンズロウ氏(角川書店・菅原哲也氏が代理)に同じく正賞・楯が贈られました。
◆最終候補作、ならびに投票結果 総投票数62
『犬の力』ドン・ウィンズロウ/東江一紀訳 得票数33
『ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女』スティーグ・ラーソン/ヘレンハルメ美穂・岩澤正俊訳 得票数13
『ミレニアム2 火と戯れる女』スティーグ・ラーソン/ヘレンハルメ美穂・山田美明訳 得票数6
『川は静かに流れ』ジョン・ハート/東野さやか訳 得票数6
『グラーグ57』トム・ロブ・スミス/田口俊樹訳 得票数4
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『犬の力』が、大賞を勝ち獲りましたね!私的に獲って欲しかった作品だったので、嬉しいです。(恒例のへそまがり根性で、ばか売れした「ミレニアム」にはあげたくなかったので)私の内では、”「ストリートキッズ」&「仏陀の鏡への道」のドン・ウィンズロウ”というイメージが大きかったのですが、過去作品をチェックして読むという愉しみができました。『犬の力』そのものは、なにせあらすじ紹介を読んだだけで、体力を消耗するのが判る内容なので(苦笑)心に余裕のある時に読もうと思ってます。
他の候補作のうち、『川は静かに流れ』は、ノーチェック。『グラーブ57』は、あの『チャイルド44』の続編ということだけしか知りませんが、これまた余力のある時に読んでみようっと。