先日のだめ様と、名古屋読書会の課題図書になったこのお話について、熱く語ったばかりですよ!ひゅぅ~♪
私は三谷さんの原作をアレンジするセンスが好きなので、どうこの古典名作が生まれ変わるのか楽しみです。なにより、ポアロ役が野村 萬斎さんときたもんだ!雰囲気たっぷりの探偵役を演じてくれること間違いなしですよ。
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三谷幸喜氏、野村萬斎ポアロで「オリエント急行殺人事件」描く(サンケイスポーツ) - goo ニュースより引用
劇作家、三谷幸喜氏(53)と英推理作家、アガサ・クリスティの“大型コラボ”が実現する。傑作ミステリー「オリエント急行殺人事件」がフジテレビ開局55周年企画としてスペシャルドラマ化が決定、三谷氏が脚本を担当し新春2夜にわたり放送される。原作の名探偵ポアロにあたる主人公は狂言師の野村萬斎(48)で、三谷氏は「和製ポアロは彼しかいない!」と気合十分だ。
2010年に今回のオファーを受けた三谷氏は少年時代から愛読する「オリエント-」のドラマ化に着手。アガサの作品を管理する英ロンドンのクリスティ社にラブコールを送り続け、3年越しでアジア初となる同作の映像化にこぎつけた。
第1夜は原作に忠実に描く内容だが、*「×××××××」という小説の結末は三谷流の味付けに変わる可能性もあり!? 第2夜は、犯人の視点から殺人事件を描く完全なオリジナル作品となる。
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* 古典名作ですが、もしかしたら結末をご存じない方もおいでかもしれないので、犯人名は伏せました。引用先に飛ばれる時はご注意ください。
ここから脱線。
「翻訳ミステリー大賞シンジケート」において、2011年に”「秋の読書探偵」作文コンクール”という企画がありました。
その中高生の部で、最優秀賞を受賞したのは、この『オリエント急行殺人事件』について書いた、当時中学校一年生の黒田 國裕さんという方でした。これがもう秀逸!作者へ(本作の感想を)手紙を書いた、という形式で書かれた文章が、実に簡潔に的確に、この作品の面白さを表現しています。
ただ、文章内で犯人やトリックのネタバレをしているため、まず翻訳ミステリー大賞シンジケートのHPへアクセスし、そこに掲載されているリンクへ飛ぶ、という手間を面倒と思われない方は、ぜひご一読下さい。
いや~、私が中一の頃は、たぶんクリスティも読み始めていたはずなんですが、自分の感じた事を、無駄なく的確な言葉をつらねて作文する国語力と、手紙という形で感想文を書くというお洒落な発想は、とてもじゃないですがありませんでした。あっぱれです。
☆「翻訳ミステリー大賞シンジケート」( http://d.hatena.ne.jp/honyakumystery/ )
「2011-11-20 「秋の読書探偵」最優秀賞・優秀賞(中高生の部)全文掲載」
( http://d.hatena.ne.jp/honyakumystery/searchdiary?word=%A5%AA%A5%EA%A5%A8%A5%F3%A5%C8%B5%DE%B9%D4%BB%A6%BF%CD%BB%F6%B7%EF&.submit=%B8%A1%BA%F7&type=detail )