運転免許の更新に行ってきたんですが、新しい免許証の写真の、あまりのブサイクさに、がっかりました。
写真って、正直ですよね~。ブサイクなおばさんがくたびれた顔で映っているのを見て、あぁ、これを五年間も使う訳だ・・・と、哀しい気持ち。まぁ、この顔を作っているのは、私の日頃の行ないな訳で、もうちょっとましな顔になれるよう日々の生活を気をつけないとなぁと、自省しました。
で、他人事ながら、これは怖いと思った事。
視力検査の列に並んでいて、ふと前を見たら、たぶんうちのおじいさんくらいの年齢の男性が、前にいらっしゃったんですね。ちゃんとしたワイシャツとスラックスと靴で、くたびれていないカバンをお持ちの方だったんですが、話ぶりがおかしい。
検査の順番がきて、視力検査をするも、裸眼ではさっぱり見えていない→眼鏡を持っていない→老眼鏡ならある→かけても見えない→白内障の治療中???という訳で、別室で相談となりました。が!この男性、車のカギを持っていらっしゃったので、たぶん免許センターまで自分で車を運転してこられたと思うんですね。この状態で運転しているのを放置していいの?自分が免許更新できない視力という判断が、できていないよ?事故を未然に防ぐ指導はしないの?と、怖くなりました。
結局、指定された期日までに、視力を矯正できる眼鏡を作るか、白内障の手術を済ませて視力を回復させるかしないと、免許更新はできないという話になったようです。
(別室の話が外に筒抜けなのは、個人情報的にどうかと思う)
その後、私は30分の講習を受けて帰って来たんですが、そのなかで高齢者の事故の増加率(被害者としても加害者としても)のお話があって、首都圏の交通網の発達した地域とは別に、車が無いと暮らして行かれない郊外の地域の対策を早急に考えないと、増加するばかりじゃないのかしらと、その怖さをひたひたと感じました。
思考力や判断力、視力や運動能力の衰えというのは、誰しも避けられない事ですが、車という便利ながらも即座に凶器ともなる道具を扱う事に対して、将来なぁなぁで済ますような自分にはならないようにと、歳を重ねるごとに思っています。
(あ、免許証の裏にある、臓器提供に関する覚書は、1番に丸をつけました。前から家族にも言ってあるので、使えるモノは全部使って欲しいです)
☆「河北新報 / <RV死亡事故>色覚障害で信号誤認 被告訴え」
( http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201606/20160629_13017.html )
2014年6月に仙台市泉区で衝突事故を起こして2人を死亡させたとして、自動車運転処罰法違反(過失致死)の罪で在宅起訴された仙台市吉成中教諭の千葉厚志被告(52)の公判が28日、仙台地裁であり、被告は「色覚障害があり、信号の赤と黄色を見間違ったまま交差点に進入してしまった」と述べた。
信号は事故当時、赤の点滅で被告側に一時停止義務があった。被告は黄色の点滅と思い込んだ上、「左右からの車に気を取られ、3灯式の信号のどの位置が点滅しているか確認しなかった」と話した。
赤と黄色の区別については「すごく似た色で、通常は明るさの違いで見分けている」と打ち明けた。色覚障害が原因の事故や違反歴は過去になく「同じような事故をなくしたい」と障害への理解を訴えた。被告は「先天性の色覚障害」との診断書を地裁に提出しており、弁護側は情状酌量を求めている。
起訴状によると、被告は14年6月16日午前5時10分ごろ、RV車を運転中、泉区鶴が丘4丁目の市道交差点でタクシーと出合い頭に衝突。タクシー運転手の男性=当時(65)=と乗客の無職女性=同(63)=の2人を死亡させたとされる。
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> 信号は事故当時、赤の点滅で被告側に一時停止義務があった。被告は黄色の点滅と思い込んだ上、「左右からの車に気を取られ、3灯式の信号のどの位置が点滅しているか確認しなかった」と話した。
「通常は明るさの違いで見分けている」と言っているから、その当時、信号が点滅している事は判っていたんですよね?なのに、二人が亡くなるほどのスピードで衝突するって、信号が点滅している交差点に進入する判断としては、普通におかしくないでしょうか。単に被告の状況判断の誤りなのでは?
この記事の文章だけで判断するのは早計ですけれども、以前、てんかんの発作が起こした事故のように、病気や障害が原因以前の、運転免許に対するその人のモラルの問題じゃなのいかなぁと思いました。
写真って、正直ですよね~。ブサイクなおばさんがくたびれた顔で映っているのを見て、あぁ、これを五年間も使う訳だ・・・と、哀しい気持ち。まぁ、この顔を作っているのは、私の日頃の行ないな訳で、もうちょっとましな顔になれるよう日々の生活を気をつけないとなぁと、自省しました。
で、他人事ながら、これは怖いと思った事。
視力検査の列に並んでいて、ふと前を見たら、たぶんうちのおじいさんくらいの年齢の男性が、前にいらっしゃったんですね。ちゃんとしたワイシャツとスラックスと靴で、くたびれていないカバンをお持ちの方だったんですが、話ぶりがおかしい。
検査の順番がきて、視力検査をするも、裸眼ではさっぱり見えていない→眼鏡を持っていない→老眼鏡ならある→かけても見えない→白内障の治療中???という訳で、別室で相談となりました。が!この男性、車のカギを持っていらっしゃったので、たぶん免許センターまで自分で車を運転してこられたと思うんですね。この状態で運転しているのを放置していいの?自分が免許更新できない視力という判断が、できていないよ?事故を未然に防ぐ指導はしないの?と、怖くなりました。
結局、指定された期日までに、視力を矯正できる眼鏡を作るか、白内障の手術を済ませて視力を回復させるかしないと、免許更新はできないという話になったようです。
(別室の話が外に筒抜けなのは、個人情報的にどうかと思う)
その後、私は30分の講習を受けて帰って来たんですが、そのなかで高齢者の事故の増加率(被害者としても加害者としても)のお話があって、首都圏の交通網の発達した地域とは別に、車が無いと暮らして行かれない郊外の地域の対策を早急に考えないと、増加するばかりじゃないのかしらと、その怖さをひたひたと感じました。
思考力や判断力、視力や運動能力の衰えというのは、誰しも避けられない事ですが、車という便利ながらも即座に凶器ともなる道具を扱う事に対して、将来なぁなぁで済ますような自分にはならないようにと、歳を重ねるごとに思っています。
(あ、免許証の裏にある、臓器提供に関する覚書は、1番に丸をつけました。前から家族にも言ってあるので、使えるモノは全部使って欲しいです)
☆「河北新報 / <RV死亡事故>色覚障害で信号誤認 被告訴え」
( http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201606/20160629_13017.html )
2014年6月に仙台市泉区で衝突事故を起こして2人を死亡させたとして、自動車運転処罰法違反(過失致死)の罪で在宅起訴された仙台市吉成中教諭の千葉厚志被告(52)の公判が28日、仙台地裁であり、被告は「色覚障害があり、信号の赤と黄色を見間違ったまま交差点に進入してしまった」と述べた。
信号は事故当時、赤の点滅で被告側に一時停止義務があった。被告は黄色の点滅と思い込んだ上、「左右からの車に気を取られ、3灯式の信号のどの位置が点滅しているか確認しなかった」と話した。
赤と黄色の区別については「すごく似た色で、通常は明るさの違いで見分けている」と打ち明けた。色覚障害が原因の事故や違反歴は過去になく「同じような事故をなくしたい」と障害への理解を訴えた。被告は「先天性の色覚障害」との診断書を地裁に提出しており、弁護側は情状酌量を求めている。
起訴状によると、被告は14年6月16日午前5時10分ごろ、RV車を運転中、泉区鶴が丘4丁目の市道交差点でタクシーと出合い頭に衝突。タクシー運転手の男性=当時(65)=と乗客の無職女性=同(63)=の2人を死亡させたとされる。
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> 信号は事故当時、赤の点滅で被告側に一時停止義務があった。被告は黄色の点滅と思い込んだ上、「左右からの車に気を取られ、3灯式の信号のどの位置が点滅しているか確認しなかった」と話した。
「通常は明るさの違いで見分けている」と言っているから、その当時、信号が点滅している事は判っていたんですよね?なのに、二人が亡くなるほどのスピードで衝突するって、信号が点滅している交差点に進入する判断としては、普通におかしくないでしょうか。単に被告の状況判断の誤りなのでは?
この記事の文章だけで判断するのは早計ですけれども、以前、てんかんの発作が起こした事故のように、病気や障害が原因以前の、運転免許に対するその人のモラルの問題じゃなのいかなぁと思いました。