河瀬ビジネスサロン ライフワークを育てよう!

コーディネイター河瀬謙一@SOHO CITY みたかからの発信。
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実行へのヒント-287

2009年01月29日 | Weblog
愛嬌の素

先日、あるお堅い会議で久しぶりに”正論”をお聞きしたので、心の
置き場所がなくなり困ってしまった。

末は博士か大臣か。
昔は偉くなれ、立身出世をせよ、とげきを飛ばされたが、現代では大臣に
なったところで…と、両者とも株がどっと下がってしまった。

実はこれが成熟した社会のことで、これこそ現実である(直視せよ(笑))。

正しくありすぎようとして肩がこるより、70点ぐらいで楽しくやった方が
実は効率がいい(SOHO社長スタイルなら)。

普段は60点、ちょっと頑張って70点。
いざというときは85点の出力でなんとか乗り切る。

2-30点は”ゆとり”の部分で、別な表現なら”間”と言ってもいい。
ここに味わいがある。

自分らしさ=オリジナリティ=差別化

なのだから妙に自己を立派に見せる必要はない、と言える。
(逆に、古めのピラミッド構造に属するならトップの見栄えは必要である)

「あー、やっちゃった」
「また、、、あーあ」
という実に人間的なダメなところが愛嬌の素であったりする。

あまり言われないことだが、実は素直に自分を出していくところに
成功の秘訣があるのではないか。

それは向上心を否定しているのではない。
無理をしたところで人間は100点を取れない、と言っているだけである。

むしろ理想論に走り、自分をゆがめる方が心配である。
60点なら人並で、80点なら上々だ。

行くときは、人間、放っておいても行きますよ(笑)。