河瀬ビジネスサロン ライフワークを育てよう!

コーディネイター河瀬謙一@SOHO CITY みたかからの発信。
お金をかけない起業と経営で豊かな人生を!

実行へのヒント-724

2020年01月25日 | Weblog


一点を突く

知的財産権がらみの「知的創造物」を最先端に置く。
最後尾は受託ビジネスの構成。
全体は3階建て。
まさに槍のように突き出た先端と安定収入を持つ最後尾のビジネス形態を持つこと、がSOHO・個人事業家にはふさわしい。

先端から最後尾まで、最小経営資源で、ベクトルを合わせ、一点に向かうのが最も強く、深く掘れるからだ。

そのような構造をどのように組み立てるかのアイディアを他人から与えられることはない。
まさに自分で作り出すことが求められる。
これに至るには気の遠くなるような「努力」と「忍耐」を求められることはすでに述べたとおりで、一足飛びにそこにはいきつけないのが現実である。

こんな困難なことを行う人は1,000人に3人くらいだろう。
まさにセンミツの世界だが、これらのチャレンジャーが順次出てこないことには面白くはならない。
郊外都市から新しいビジネスを生むとはこういうことで、センミツの世界にどれだけ挑戦する人が出るか確率の問題になる。
それもメトロポリタン東京とは違うパラダイムで。

この時必要なのは
・ 挑戦する本人の事業計画とその心構え
・ 挑戦への理解者と仲間の存在
・ 土台を支える支援、心理的応援者の存在

の3段構えが必要で、そういう環境のところから必ず出てくる。
次の10年、頭一つ抜け出すのはそういうところだ。

もっとも、いずれこういう人が出てくるだろう、と10年ほど前にある学会で言ったら
「SOHOには無理だろう!」
と某私立大学の教授に面と向かって言われた。
常識からいえばもっともな意見ではあるが、いまひとつ踏み込んで考えてほしい思ったことも確かである。
未来ビジネスの経営資源とは何か。
これを本気で考えれば、その答えにはならないからだ。

ともかく一点を突く体制を整えた人の存在がキーである。
もっとも可能性が小さな確率レベルの段階に入ったので、結果が出るにはあと10年必要だと読んでいる。
そのころにはSOHO CITY みたかも「オールド」から「ビンテージ」になり輝きを増しているだろう。

やるべきことはやってきた。
Just watching!

実行へのヒント-723

2020年01月25日 | Weblog


アイディアとビジョン

これからのSOHO・個人事業家、新展開への着眼点は知的財産権がらみの「知的創造物」である。

世間では少し前に騒がれた5Gの戦いがその一つで、つまり世界は各所でソフト大戦を繰り広げている。
一方、SOHO・個人事業家の経営資源は大企業と比べて限定的。
だから、ランチェスターの法則にしたがい「違うソフトな土俵」で戦うことを選ぶことになる。

そこで先ず必要なのは、柔らかでしなやかな頭脳とアイディア。
その次は、夢を描く行為。
3番目は、現実的なビジョンを描くことであり、ここまでくれば一段落。

そして、ここからが忍耐どころ。
アイディアとビジョンの間をつなげる知的・肉体的試行錯誤の激しい繰り返し(例えばひとり人ブレインストーム)。
これは脳みそがクタクタに疲れる期間が続くことを意味する。
それが何か月か、何年かは本人にもわからない。

運よくそこを抜けだしたら(マドリングスルー:どろまみれの突破)、試作品へと進む。
そして試作品で手ごたえを得たり腹落ちすると、世界は一挙に広がる。
そこからの具体的な事業化にも試行錯誤はあるが、その前段階、試作品段階マネージャーまでの「プロセス」と「腹落ち」が大事なのである。

新規事業開発の扉は誰にでも開かれている。
しかし多くの人が試作品にも手が届かないのは、考え続ける行為が苦しくなって途中であきらめるからだろう。

しかしアイディアとビジョンを埋めていく知的な戦い。
それへの忍耐力。
これこそが未来発展へのカギなのである。