河瀬ビジネスサロン ライフワークを育てよう!

コーディネイター河瀬謙一@SOHO CITY みたかからの発信。
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実行へのヒント895

2024年09月16日 | Weblog


急げばいいのか

従来の様に資本主義が利かなくなると、あちこちに「新現象」が現れて久しい。
先ず売り上げの停滞。
続いて巻き返しのための新商品・サービスの発売ラッシュ、新業態、リニューアル、コラボ、など。
そして新キャンペーン、新CM、新ポスターなどの告知は、街にTV、スマホに溢れ出る。

会社の業績も直ぐに公表されるから、オチオチしてはいられない。
業績は成績表と同じだそうで、会社員は学校を卒業しても60歳を過ぎてまで偏差値競争が続く。
そんなことで、
「この社会はどこかが・・・」
と考えた少数ながら頭の良い人が退社し、地方に移住するケースは年々増えている。
以前私も忙しいという字は「心を亡くす」と書くんだよ、と教えてもらった。
確かにそうだ(笑)。

来たる新しい社会は「心を亡くす」ことでは成り立たないだろう。
むしろ「心ある」社会が望まれる。
ただ、それは国家がすべてを面倒を見てくれる社会ではない。
OOに優しい社会でもない。
もしリーダーがそう言っても現実が許さないから、それは結果的にズレる。

「心ある」社会とは、先ず自分が工夫しなければ手に入らない。
自分が自分で道を決めて、自分なりに工夫した人生を手作りすることである。
会社も同じだ。

そして市場競争に勝つには、急がない方が有利だ。
と今は言えないだろうが、しばらくすればその意味が分かる。
ごく少数だが、出来る人は既にそうしている。
「心を亡くす」ことの害悪が分かった人である。

現代にゆっくりズムは合わない。それは無理だ、と言うなかれ。
原理的に無理なものは勿論成立しない。
だが世の中はそんな物事ばかりではない、と言いたいだけだ。

そこで最後に時代の流れと逆行するスマホが台頭している例を挙げる。
こんな仕事が受けている。

●フェアフォン (オランダのスマホメーカー)
修理可能なスマートフォンを生産・販売し、電子廃棄物の削減を目指している。
https://www.fairphone.com/nl

※ ヘッダーの写真はフェアフォンのWebサイトより引用


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